演出家ピスカートアの仕事―ドキュメンタリー演劇の源流

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  • サイズ A5判/ページ数 379p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864051118
  • NDC分類 772.34
  • Cコード C1074

出版社内容情報

ドイツ・ソ連・アメリカで活動し、1920・60年代アヴァンギャルド演劇を牽引したキーパーソンの仕事の全体像を明らかにする。20世紀ドイツの演出家、エルヴィーン・ピスカートアは、ブレヒトが好敵手とし、久保栄、千田是也、佐野碩が関心を寄せ、テネシー・ウィリアムズとジュディス・マリーナは師と仰いだ。ドイツ・ソ連・アメリカで活動し、1920・60年代アヴァンギャルド演劇を牽引したキーパーソンの仕事の全体像を明らかにする。

[序章]ピスカートアの仕事、あるいは書かれないままだった演劇史
【第?部 ヴァイマル・ドイツ期――平和の希求、共和国の社会矛盾に対する問題提起】
第1章 「芸術から政治へ」──政治演劇の成立
第2章 異なる時空間の組み合わせ──空間的・時間的モンタージュの展開
第3章 「劇場機械」の駆使──第一次・第二次ピスカートア・ビューネ
第4章 俳優の身体が持つ可能性の再認識──第三次ピスカートア・ビューネ
【第?部 ソヴィエト・ロシア期――政治演劇の理想の地とその現実】
第5章 映画の制作──報われぬ仕事、計画どまりの仕事
第6章 演劇制作環境整備の努力
第7章 フランスでの過渡期
【第?部 アメリカ期――カモフラージュする政治演劇】
第8章 「政治から芸術へ」──ニューヨークでの「転向」
第9章 新大陸から発せられる反戦の声──第二次世界大戦下の仕事
第10章 二度目の戦後──第二次世界大戦後のワークショップの展開
【第?部 西ドイツ期――故郷での不遇と復活、政治的沈黙への抗議】
第11章 異郷での演劇学校長から故郷でのフリーランスの演出家へ
第12章 記録演劇の確立──近過去と現在についての自省を促す演劇
[終章]ピスカートアの仕事の演劇史的意義とその遺産

あとがき
年譜
文献
主要事項索引
主要人名索引

萩原健[ハギワラケン]
萩原 健(はぎわら けん)
1972(昭和47)年 東京生まれ
東京大学大学院総合文化研究科博士課程 単位取得満期退学
専門は現代ドイツ語圏の演劇および関連する日本の演劇
2005(平成17)年より早稲田大学坪内博士記念演劇博物館助手
2008(平成20)年より明治大学国際日本学部専任講師。准教授を経て、現在、同教授
(訳書および分担執筆)
エリカ・フィッシャー=リヒテ『パフォーマンスの美学』(共訳、論創社)、『オペラ学の地平 総合舞台芸術への学際的アプローチ?』(分担執筆、彩流社)、『演劇インタラクティヴ 日本×ドイツ』(分担執筆、早稲田大学出版部)、『村山知義 劇的尖端』『ステージ・ショウの時代』(以上分担執筆、森話社)、『佐野碩 人と仕事』(分担執筆、藤原書店)ほか

内容説明

20世紀ドイツの演出家、エルヴィーン・ピスカートアは、ブレヒトが好敵手とし、久保栄・千田是也・佐野碩が関心を寄せ、テネシー・ウィリアムズとジュディス・マリーナは師と仰いだ。ドイツ・ソ連・アメリカで活動し、1920・60年代アヴァンギャルド演劇を牽引したキーパーソンの仕事の全体像を明らかにする。

目次

ピスカートアの仕事、あるいは書かれないままだった演劇史
第1部 ヴァイマル・ドイツ期―平和の希求、共和国の社会矛盾に対する問題提起
第2部 ソヴィエト・ロシア期―政治演劇の理想の地とその現実
第3部 アメリカ期―カモフラージュする政治演劇
第4部 西ドイツ期―故郷での不遇と復活、政治的沈黙への抗議
ピスカートアの仕事の演劇史的意義とその遺産

著者等紹介

萩原健[ハギワラケン]
1972(昭和47)年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。専門は現代ドイツ語圏の演劇および関連する日本の演劇。2005(平成17)年より早稲田大学坪内博士記念演劇博物館助手。2008(平成20)年より明治大学国際日本学部専任講師。准教授を経て、同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MaRuTaTSu

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ドイツ人演出家エルヴィン・ピスカートアの仕事と功績の全体像を示す試み。文学的理解に基づくドイツの演劇史においては、これまで彼のヴァイマール・ドイツ期の活動くらいしか触れられてかなかった(少なくとも自分はそこと、あとせいぜい西ドイツに帰還した後の50年代の一部しか知らなかった)ピスカートアが、ドイツだけでなく海を越えていかに後世、つまり現代の演劇の様々なところに影響を及ぼしているかを知ることができた、という意味では、まさに著者の思惑通りの読者なんでしょう(笑)2017/04/10

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