内容説明
19世紀末、エジソンの発明した覗き見式キネトスコープなどを機に始まった「映画の時代」。エジソンとその映画事業に関与した人々の活動を中心に、装置の開発、映画製作、表現様式、興行、他メディアとの関係などの多様な視点から、アメリカ初期映画成立の歴史を描く。
目次
1 映画の始まり―トーマス・A・エジソンとキネトグラフによる動く写真
2 メイ・アーウィンの接吻―パフォーマンスと映画
3 古典期以前のアメリカ映画―変わりゆく映画製作様式
4 ニッケルオデオン時代の幕開け―ハリウッド表現様式の枠組みの成立
5 複製技術時代のサラ・ベルナール―転向と集約・一九一〇‐一九一三
著者等紹介
マッサー,チャールズ[マッサー,チャールズ] [Musser,Charles]
イエール大学教授。映画学・演劇学・アメリカ研究専攻
岩本憲児[イワモトケンジ]
日本大学芸術学部非常勤講師・早稲田大学名誉教授。映画史・映像論専攻
仁井田千絵[ニイタチエ]
日本学術振興会特別研究員PD・早稲田大学非常勤講師。映画学専攻
藤田純一[フジタジュンイチ]
日本映画大学非常勤講師。映画史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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