内容説明
『滝の白紙』『国定忠治』『忠臣蔵』…かつて日本人が愛した新派・新国劇・歌舞伎の舞台の数々は、くりかえし上演され、たびたび映画化された。これら名作・人気作品の舞台と映画の関係を検証して、国民文化の華といえる「昭和芸能」の魅力を探り、人々の心をとらえた人気の秘密に迫る。
目次
1 新派篇(残菊物語;歌行燈 ほか)
2 新国劇篇(沓掛時次郎;国定忠治 ほか)
3 歌舞伎篇(心中天網島;曾根崎心中 ほか)
4 番外篇(阿部一族;雪之丞変化 ほか)
著者等紹介
藤井康生[フジイヤスナリ]
1939年、東京生まれ。名古屋大学大学院文学研究科修了(フランス文学専攻)、文博、大阪市立大学名誉教授(演劇論・比較演劇専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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