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内容説明
沖縄旅行の手帳を初公刊。定本・全集・未収録資料。
目次
出発~大阪(一九二〇年十二月十三日~十二月十五日)
九州(一九二〇年十二月十五日~一九二一年一月三日)
沖縄本島(一九二一年一月五日~一月二十一日)
宮古(一九二一年一月二十二日~一月二十三日)
八重山(一九二一年一月二十三日~一月三十日)
宮古(一九二一年一月三十一日~二月一日)
沖縄本島(一九二一年二月二日~二月七日)
奄美~帰京(一九二一年二月七日~三月一日)
著者等紹介
柳田国男[ヤナギタクニオ]
1875年、兵庫県神東郡田原村生まれ。東京帝国大学卒業後、農商務省に勤務、法制局参事官、貴族院書記官長などを経て、朝日新聞社に入社。全国各地を旅行する。1909年に『後狩詞記』を刊行以降、晩年の大著『海上の道』に至るまで、日本民俗に関する著書・論文を多数発表。資料の収集と整理、雑誌の主宰、民俗学研究所の設立など、広く民俗学の発展に寄与した。1962年没
酒井卯作[サカイウサク]
1925年、長崎県西彼杵郡西海町生まれ。民俗学者。『南島研究』主宰。著書に、『琉球列島における死霊祭祀の構造』(第28回柳田国男賞受賞、第一書房、1987年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Hiroki Nishizumi
3
見聞記というか、走り書きメモ。原稿資料として貴重だと思った。2014/07/07
アシ原
0
言葉や習慣、消えたもの、未だに残るもの、色々あるんだろうなと想像させられる。 決してよみやすい物ではないけれど、旅のなかで見聞きしたあらゆることの瑞々しい感動が静かに伝わってくる。2014/06/19
笛吹岬
0
柳田國男が大正9-10年に大阪を出発して、臼杵をはじめに九州島東岸の村々から西南諸島、琉球諸島の石垣島までをあるいた記録。これを南島研究会の記録係だった編者によって翻刻されたもの。索引が欲しい。2010/02/07