感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鯖
17
今年もまた大河おびんじょ本が並ぶ季節がやってまいりました。まあ正直、戦国なら北条やろ北条!!!となるO田原の民である。そんな豊臣秀長、結局秀吉の生涯を追うだけになりそう…。いい人って言われてるけど、単に秀吉がひどすぎるだけで、要は典厩信繁殿がものすごい人格者言われるのと同じで、兄がひどすぎただけでは、…ねえ信玄聞いてる?てずっと思ってる。死後にやばやば金貸し(奈良借)が露見してえらいことになったというのは知ってたのですが、豊臣家中全体でやってたことで秀長だけが悪いわけじゃないとの知見は得ました。2025/08/24
harumi
15
来年の大河ドラマの予習として。秀長に関する資料はあまりなくて、ドラマとして描くためにはかなり想像して作る部分が多くなりそう。でも史実のわかっているところからだけでも、秀長という人物は非常に優秀な秀吉の補佐役で、おそらく謙虚で誠実な人だったのではと推測できる。秀吉がどれほど彼を頼みにしていたかも伝わってくる。それだけに、淀君との間に世継ぎが出来たことで秀吉が秀長を冷遇し始め、二人の間にすきま風が吹き、それが遠因となって秀長が病に倒れる晩年はとても切ない。ドラマではどのように描かれるのか楽しみでもある。2025/07/13
うしうし
2
・秀吉弟である豊臣秀長は、秀吉が黒田官兵衛に充てた書状(天正6年(1587)7月23日『黒田家文書』)に「我らおととの小一郎」とあるのが史料としては初出。また、『信長公記』巻七に伊勢長島一向一揆(天正2年(1574)7月)の攻撃で信長の馬廻り「木下小一郎」として登場。(p14~15) ・天正3年(1575)11月11日付け文書(『古橋村高橋家文書』)に「羽小一郎長秀」とあり、天正3年頃には「秀長」ではなく、「羽柴小一郎長秀」と名乗っていたことがわかる。(p15)2025/08/30
Yasuhiko
1
毎日新聞の書評で歴史学者・磯田道史氏が「来年の大河ドラマの主人公、豊臣秀長を知るのに最適」と勧めていた一冊。 伝承や軍記物ではなく、同時代の史料をもとに秀長の生涯を丁寧に解説している。ドラマへの期待がますます高まった。2025/08/22
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/1549190e-2ee0-4015-8d47-3f5b6c2a5f21 2025/06/13
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- 和書
- 遥かなり蒼天 文春文庫