内容説明
265年続いた国家統治機構の全貌!新たな首都・江戸の誕生。豊臣との激戦の末、掴んだ平和。将軍を支えた確固たるシステム。難境を変えた政治改革。脅威となった外国と対峙。近代日本への飛躍を準備。最新の研究成果と豊富な図版、大きめ活字・ルビ多数でわかりやすく解説!
目次
第一部 幕府による事業と政策(江戸幕府の成立―二六五年つづく平和の始まり;石高制・軍役―兵力の調達をはかる;身分社会の展開―多様な集団と生き方;大坂の陣―豊臣氏の滅亡と「元和偃武」の到来;参勤交代―「在江戸交替」がもたらした影響 ほか)
第二部 幕府の職制と役割(将軍―武家のトップの生活と江戸城の人びと;御三家―徳川将軍の“血のスペア”;御三卿―将軍を支えた「城住み」の徳川一門;大奥―見直される「男人禁制」のイメージ;大老―強権を発動した臨時職 ほか)
著者等紹介
大石学[オオイシマナブ]
1963年生まれ。筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学。現在、東京学芸大学名誉教授・静岡市歴史博物館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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