内容説明
“本能寺の変”は、なぜ本能寺で起きたのか!?信長が京都に拠点をつくらなかった理由とは?朝廷、義昭…天下一統を目前にした苦悩。「不幸」だった信長と京都との関係を、宿所の変遷から読み解く。
目次
プロローグ―京都のなかの信長の足跡
第1章 「武家御用」の時代(永禄十一年~元亀四年)(「武家」足利義昭のために(永禄十一年~永禄十三年)
京都と元亀争乱(永禄十三年(元亀元年)~元亀四年))
第2章 「禁中守護」の時代(天正元年~天正九年)(「禁中」を守護する右大将(天正元年~天正四年)
京都と安土の往復(天正五年~天正九年))
エピローグ―天正十年、信長最後の上洛と「京都の儀」
著者等紹介
河内将芳[カワウチマサヨシ]
1963年、大阪市生まれ。京都府立大学文学部卒。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。甲南中学高校教諭、京都造形芸術大学芸術学部准教授を経て、奈良大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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