歴史研究 〈第７２１号（２０２４年７月号）〉 特集：暗殺 闇に葬られた政治権力

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歴史研究〈第７２１号（２０２４年７月号）〉特集：暗殺　闇に葬られた政治権力

価格 ¥880（本体¥800）
戎光祥出版（2024/06発売）
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サイズ A5判／ページ数 152p／高さ 21cm
商品コード 9784864035323
NDC分類 210.05
Cコード C0021

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわかみ

特集は「暗殺」で坂本龍馬を扱った小林哲也論文は巷間よく囁かれる薩摩藩黒幕説を排し、竜馬と幕府の関係から顛末を素直に推論しており納得がいく。ただし、薩摩藩黒幕説という言わば陰謀論が膾炙されるのも同藩が実際にテロを実行したことを思えば無理もない。先見的な近代化政策を考案し、薩摩藩に貢献しながら桐野利秋に暗殺された上田藩士赤松小三郎と、同じく先見的な近代化政策を考案しながら、暗殺されずに生き延びた会津藩士山本覚馬（八重の兄）との相違について考察した岩下哲典論文も示唆に富む。2024/08/01

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