戎光祥郷土史叢書<br> 上総広常―房総最大の武力を築いた猛将の生涯

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戎光祥郷土史叢書
上総広常―房総最大の武力を築いた猛将の生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 147p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864034241
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

内容説明

鎌倉草創期、関東で最大の勢力を誇った上総広常。源頼朝の挙兵で第一の功労者といわれた武将はなぜ暗殺されたのか。古文書・記録・地理などを検証し、激動の生涯を解き明かす。関連史跡の写真も多数収録!

目次

第1部 平将門・忠常の乱と房総の軍事基盤(平将門・忠常の乱が勃発する;軍事力の背景となった内海・馬・鉄)
第2部 上総広常の人物像(源頼朝の挙兵に参陣する;広常と常陸佐竹氏の討伐;『吾妻鏡』に語られる広常の姿)
第3部 広常の勢力基盤と奥州藤原氏(広常とその一族;上総氏と奥州藤原氏の関係;頼朝の奥州対策と広常の存在)

著者等紹介

千野原靖方[センノハラヤスカタ]
栃木県那須郡東那須野村(現那須塩原市)に生まれる。本籍地・千葉県市川市。明治大学(日本史専攻)卒。歴史家。専門は中世東国史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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榊原 香織

62
双六の最中に殺された上総介(愚管抄より)。 昨夜の”鎌倉殿の13人”で泰時が、双六が苦手、と言ってたのはそーゆーこと(ドラマ中、彼は上総介の蘇りと匂わされている) ドラマでは上総介ロスになった人多かったよね。あれから人死にばかりで、準主役が首桶、と言われる所以。 当時の交易品、海豹の皮、が気になる2022/09/12

フランソワーズ

10
率いる軍勢は2万余、頼朝に遅延を叱責されたこと、暗殺されたこと_。おおよそ広常に関することはこの3点。でもこれは『吾妻鏡』による人物評。そんな上総広常という豪族を史実を追いながら、浮き彫りにしようという評伝。なかでも鉄と馬の産地上総、上総氏一族、奥州と上総氏との関係、そして著者が挙げた、広常が謀殺された理由が興味深かった。2022/10/17

さとまる

7
「鎌倉殿の13人」で興味を持った人物だが、実際の所をほぼ知らないので読んでみた。その勢力基盤について鉄と馬が重要であり、それが上総氏の奥州との関係性につながり、ひいては奥州藤原氏対策で頼朝との間に思惑の違いが生じた結果の誅伐であったのか。なるほど。2022/06/29

doapon

6
鎌倉殿の13人鑑賞の副読本として(わかりやすい動機だな!)当方、地元民なので…古代中世のこの地域の有り様、地勢や産業がわかると、史料ながら、絵のようにあそこはああだったのかも…と景色が描けて、とても楽しかったです。2022/05/23

katashin86

5
大河ドラマでの最期があまりに印象深い上総介広常のコンパクトな評伝、タイムリーな出版はおみごと。 将門以来の総州平氏が築いてきた、房総半島の馬・鉄と奥州交易を差配する在庁官人としての権勢がもたらす大きな武力、その立場ゆえに頼朝のつくる新たな秩序から粛清排除されてしまう悲しさ。古代ー中世の武士のありかたの変化について考えることができた。2022/11/17

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