室町・戦国天皇列伝―後醍醐天皇から後陽成天皇まで

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室町・戦国天皇列伝―後醍醐天皇から後陽成天皇まで

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  • サイズ B6判/ページ数 395p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864033503
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C0021

内容説明

戦う天皇、黙する天皇。皇統をめぐる確執、幕府との対応、経済的困窮。難題に取り囲まれながらそれぞれの天皇はどう対処したのか?気鋭の研究者たちによって続々と明らかにされた知見が混乱期の天皇の姿を浮き彫りにする。

目次

第1部 南朝天皇列伝(後醍醐天皇―影響を与えた後宇多の教え;後村上天皇―北朝方との果てない「戦争」;長慶天皇―伝説の多い謎に包まれた生涯;後亀山天皇―南北朝合一のはざまで)
第2部 北朝天皇列伝(光厳天皇―南北朝動乱に翻弄された人生;光明天皇―家長にならなかった「一代の主」;崇光天皇―北朝皇統分裂の始まり;後光厳天皇―神器を欠き、都を逐われても;後円融天皇―足利義満との確執;後小松天皇―足利義持との蜜月関係;称光天皇―病への不安、父への葛藤;後花園天皇―後光厳流か、崇光流か;後土御門天皇―心を砕いた朝儀再興;後柏原天皇―践祚二十年を経ての即位;後奈良天皇―足利将軍家分裂の桎梏;正親町天皇―新たな武家権力との対峙;後陽成天皇―秀吉・家康と渡り合う)

著者等紹介

久水俊和[ヒサミズトシカズ]
1973年生まれ。現在、明治大学文学部助教

石原比伊呂[イシハラヒイロ]
1976年生まれ。現在、聖心女子大学現代教養学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

9
濃いキャラ揃いの室町殿や天下人に比べると、イマイチ印象の薄い(除く後醍醐)同時期の天皇たちをまとめた一冊。個人的には、幕府の担いだお神輿感の強い北朝の天皇たちのプロフィールを一気読みできるのが嬉しい所。一代限りの主として役割を全うした光明天皇や、幕府の支援のもと新たな皇統づくりに成功した後光厳天皇などは、後醍醐天皇のパラレルな存在とも見れるのでは。また戦乱の時代になるにつれ、摂関家や公卿たちの参加が少なくなり、内々の交友関係だけに朝儀が縮小していく様が見て取れる。あと意外と天寿を全うした方が多いなと。2020/05/31

鈴木貴博

5
後醍醐・後村上・長慶・後亀山・光厳・光明・崇光・後光厳・後円融・後小松・称光・後花園・後土御門・後柏原・後奈良・正親町・後陽成各天皇と貞成親王・誠仁親王、そして後南朝勢力について。必要に応じポイントを絞りつつ記述されている。分裂から統合、衰微、復興の困難な激動の時代をどう過ごし、のり超えたのか通史的に理解できる。後光厳流・崇光流の対立と統合の経緯、後土御門、後柏原、後奈良各天皇の事績なども詳しく、有難い。2021/01/10

さとまる

4
南北朝合わせて17人の天皇の列伝。これまでとは違った印象を受けた後醍醐天皇や、それとは対照的に状況を受け入列づけた光明天皇、義満と後円融・後小松父子の関係など興味深い点はいろいろあったが、称光天皇の項目が一番印象に残ったかもしれない。暗君エピソードを「個人的な資質や性格に帰結させるのはいささか酷ではないか」と環境の影響を鑑みている。2020/06/19

デンジャラスゾンビ

4
室町時代研究してるのに、室町時代の天皇を名前すら順番に言えなかった。これは俺の知識のNASAが原因であるとともに、室町時代の天皇が歴史に出てこないからであろう。そういう意味で室町時代の天皇について学べたのは卒論にも役立つだろうし、仮に教師になったらこの話をしていこうと思う。2020/04/15

フランソワーズ

2
鎌倉倒幕の張本であり朝廷が分かれた一因の後醍醐、同時代の北朝天皇。室町幕府全盛期の対武家に揺れる後円融から称光。混乱の末に衰退に向かう幕府につられるようにして困窮する後花園から後奈良。新時代の為政者を得た正親町と後陽成。時々の時勢の中で翻弄される歴代天皇は従順的な者、反抗的な者と、なかなか個性溢れている。それでもやはり天皇にとっての尊厳や威信は朝儀を執り行うこと。どの天皇もそれは一貫しています。→2021/06/18

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