内容説明
戦場であげた武功は、将軍や守護からどのように評価されたのか?軍勢催促状・着到状・軍忠状・挙状・感状・充行状などから浮かび上がる武功の現実!
目次
第1部 参陣から恩賞給付までの流れ(参陣から軍功認定まで;恩賞を受けるまでの複雑なプロセス)
第2部 軍勢催促・軍功認定・恩賞給付の再検討(軍勢催促をめぐる諸問題;軍奉行・侍所による実検手続き;軍忠状の型式と提出先の問題;恩賞申請と給付の問題)
第3部 南北朝期の戦闘の実像に迫る(合戦の結果をも左右した兵粮;南北朝期の戦闘の実態)
著者等紹介
松本一夫[マツモトカズオ]
1959年、栃木県宇都宮市生まれ。1982年、慶應義塾大学文学部卒業。2001年、博士(史学)。現在、栃木県立上三川高等学校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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