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シリーズ〈実像に迫る〉
上杉謙信

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  • サイズ A5判/ページ数 111p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864032711
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

内容説明

通説を覆す、英雄の意外な側面!急な引退宣言や、北条氏政を馬鹿と罵り、家臣に怒り狂う。反面、子煩悩な顔を景勝に見せる謙信。はたして、その真の姿とは?信長・信玄らと覇を競い、激動の時代を駆け抜けた男の生きざまに迫る!

目次

第1部 若き日の苦難と挑戦(越後国主への道;ライバル・武田信玄との抗争)
第2部 戦いの果てにみた夢(関東への侵攻を支えた町づくり;北条・織田・徳川と渡り合う)

著者等紹介

石渡洋平[イシワタヨウヘイ]
1986年千葉県山武市生まれ。駒澤大学大学院修士課程修了。千葉県文書館県史・古文書課嘱託を経て、戎光祥出版株式会社勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

futabakouji2

10
知っているようで知らない上杉謙信。謙信と言えばとにかく戦が強い。関東の戦では冬の時期に出兵ができずに北条氏に押されて南関東での勢力がなくなってしまうというのが私の考えであった。けど下総・佐倉城を落城できないで敗北すると関東の諸勢力に見限られたようだ。というか謙信って戦に負けていることに衝撃だった。戦すれば負けないという印象だったので。あとは直江津を繁栄させるために、楽市をしたりしている。内政にも力を入れ、足利幕府一辺倒の外交をしていないことがコンパクトにわかる本であった。2019/12/08

こまさん

4
本シリーズのよいところ、謙信の足跡がコンパクトにまとめられていて、読みやすくてよい。一番面白かったのは、謙信が書状で「馬鹿者」とかを連発していたこと。「英雄」と称されがちだが、現代人と同じように感情を爆発させることもあったんだよなと改めて認識した。2017/12/04

大喜多さん

2
小説では読みましたが、真面目な本は読んでいませんでしたので、読んでみました。謙信を一通り述べていて、わかりやすかったです。入門書として最適だと思います。2020/09/06

吃逆堂

2
大変コンパクトにまとまっている。叙述は「中立的」というより、だいぶ気をつかっているなあ、と。このあたり変なこと書くと、"ファン"からいろんなものが飛んできますからね…。2017/12/19

竜玄葉潤

1
スーパーヒーローでも、人徳者でもない謙信が分かる。かといってって、喧嘩好きの酔っ払いでもない。2022/05/11

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