内容説明
上杉謙信・景勝vs北陸織田軍vs一向一揆。三つ巴の覇権戦争の全貌と、それに伴って深化する城郭構造。そして前田利家の捕虜処刑や織田軍の大砲使用から変わる縄張り技法等、文献史料も多用して挑む新たなる北陸戦国史!
目次
1 越中の城郭(宮崎城―下新川郡朝日町;天神山城―魚津市;升方城―魚津市 ほか)
2 能登の城郭(飯田城―珠洲市;棚木城―鳳珠郡能登町;甲山城―鳳珠郡穴水町 ほか)
3 加賀の城郭(鳥越弘願寺―河北郡津幡町;切山城―金沢市;加賀荒山城―金沢市)
著者等紹介
佐伯哲也[サエキテツヤ]
1963年(昭和38)、富山県富山市に生まれる。1996~2003年(平成8~15)、富山県・石川県・岐阜県の中世城館跡調査の調査員として各県の城館を調査する。登山も30年以上のキャリアがあり、山岳信仰研究の論文も多数発表している。現在、北陸城郭研究会会長、富山の中世を語る会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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