内容説明
荒ぶる神々は消されたのか?日本の聖地を結ぶラインは、春分、夏至、秋分、冬至における日の出や日没の方向を示していた。前著『古事記のコード』より5年。「太陽の道」の行方を探ると、そこには蛇神、水神、龍神の伝説を伴った「水の道」の存在が…。古き神々の行方を求めて、古代日本の真相を明かす!
目次
第1章 埋められた龍神(三輪山の神;水足池の龍神 ほか)
第2章 宇迦之御魂の正体(広瀬大社の祭神;阿耶訶の荒ぶる神 ほか)
第3章 スサノオの原像(和奈佐の翁;本牟智和気伝承 ほか)
第4章 神話の構造(八岐大蛇の正体;千引の石 ほか)
著者等紹介
池田潤[イケダジュン]
1957年京都府生まれ。名古屋大学工学部建築学科卒業。建築会社、毛綱毅曠建築事務所を経て、現在、有限会社池田潤建築設計工房主宰。建築家、一級建築士。著書に『朝日の直刺す国、夕日の日照る国―古代の謎・北緯35度21分の聖線』(第三回古代ロマン文学大賞優秀賞)、『古事記のコード―太陽のラインと隠された古代地図』(第1回EBISUノンフィクション賞優秀賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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