目次
第1章 小幡氏の研究
第2章 安中氏の研究
第3章 和田氏の研究
第4章 白井長尾氏の研究
第5章 大戸氏の研究
第6章 那波氏の研究
第7章 由良氏の基礎的研究
第8章 由良氏の研究
第9章 館林長尾氏の研究
第10章 富岡氏の研究
第11章 桐生佐野氏と阿久沢氏の研究
終章 戦国期外様国衆論
増補1 阿久沢氏の動向
増補2 国衆論批判に答えて
著者等紹介
黒田基樹[クロダモトキ]
1965年生まれ。早稲田大学教育学部卒。駒沢大学大学院博士後期課程満期退学。博士(日本史学、駒沢大学)。現在、駿河台大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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BIN
8
上野の国衆に関する研究論文集(26年前に発行したものの増補改訂版)です。小幡氏、安中氏は長野業政ものでも登場するので多少知ってましたが、白井長尾氏、大戸氏など「信長の野望」でさえ登場しない国衆も書かれてます。本編より付論の沼田城主(北条綱成の子康元とか)や天正期の頃の武田VS北条で勝頼に結構やられていたことなど興味深かった。北条家の国衆の立ち位置とか勉強になりました。2022/07/13
Toska
2
戦国大名でもなければ家臣でもない、「信長の野望」には出てこないことさえ多い、だが戦国史には欠かせないプレイヤー・国衆。その国衆について、上野国をモデルケースにまとめた読み応え抜群の大著。一流の研究者が、数少ない史料を元に緻密な分析を進めていくプロセスを追体験できる。本当は手元に置いてじっくり読み返したいところだが、無慮600頁に1万2000円超えのボリュームでは…こういう時に公立図書館の有り難さを思い知らされる。2021/05/10
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