内容説明
城・砦・要害・塁などのほか、屋敷・館や陣城までの206城館を収録。そのうち遺構等が観察できる63城館について、縄張図・遺構図・推定復元図・推定俯瞰図など、充実した最新の研究成果を収録する!!
目次
第1部 城館一覧・城館分布図編
第2部 主要城館編
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感想・レビュー
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かわかみ
5
図書館で貸出を受けて読んだが、こういう図書が出版されていることに一驚。江戸時代に残った近世城郭は天守閣を設置し政庁としての機能をもつが、中世においては戦争を前提とした要塞としての城が大部分で丘陵の地形を利用して築いたものが多い。武蔵国は古来、中小の豪族・武士が蟠踞した地だが江戸開府前は多摩地域が政経の中心であり調査された約200の城館の6割が多摩地域に存する。主要な63の城館について解説が加えられているが、八王子城の広大さとともに後北条氏の中世武蔵国における存在感が窺える。A4版の大きさで図版が豊富。2022/08/04
onepei
0
あんなところに。こんなところにも。わがまちにはなかったのが残念。2013/11/07