内容説明
神仏が互いに争うことなく、共に歩んできた“神仏習合”の姿―海・山・里・マチ…おごそかに、現代に息づく霊場を訪ねて日本人の原風景と精神風土を探る。
目次
1 厳かにおわし坐す、かみ、ほとけ
2 奈良は今でも神仏習合
3 比叡山の神々と最澄・円仁・円珍
4 靡き八丁斧入れず―修験のこころ
5 弘法大師空海と出会った神々
6 習合するが習合しない神と仏
7 書写山円教寺の神仏習合
8 洛中洛外のカミ・ホトケ―鎮守社・神宮寺・地主社
9 神仏坐す葛城の峯―霊場をむすぶ峰の道
神仏和合の心―あとがきにかえて
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- 和書
- 盗作か?森鴎外の『花子』