シリーズ・中世関東武士の研究<br> 上野新田氏

シリーズ・中世関東武士の研究
上野新田氏

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  • サイズ A5判/ページ数 377p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864030342
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0021

目次

総論 中世前期上野新田氏論
第1部 新田氏の成立(平安末期清和源氏義国流の在京活動;北関東の武士団)
第2部 鎌倉幕府・建武政権と新田氏(中世前期における新田一族と交通路;鎌倉期里見一族の動向と平賀一族;「得宗専制」と東国御家人―新田義貞挙兵前史;元弘三年五月、上野国新田庄における二つの討幕蜂起;建武政権期の新田義貞;建武政権期の足利勢力と新田勢力;寺尾氏の遺した文書一通;新田義貞麾下の一部将と室町幕府のある右筆について)
第3部 地域社会のなかの新田氏と新田荘(中世東国における造塔・造仏用石材の産地とその供給圏―上野国新田荘の天神山凝灰岩を中心に;新田荘の国境河川地域)
第4部 源義国・義重関係史料

著者等紹介

田中大喜[タナカヒロキ]
1972年生まれ。学習院大学文学部卒。学習院大学大学院博士後期課程修了。博士(史学、学習院大学)。現在、駒場東邦中学・高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BIN

6
新田義貞を輩出した新田氏についての論文12篇集。新田氏は本宗家と岩松氏と世良田氏に勢力が三分化し、かつ源平のころには本宗家は平氏と密着したせいで源氏への参陣が遅れ、ますます勢力ダウン。室町幕府の四職家の山名はもとは新田一族だったのか。新田氏は足利氏と幾重にも婚姻関係があったとか、足利は建武の新政の頃にすでに全国各地に所領があったとか足利の勢力は盤石だったんだなあと思った次第。2018/03/11

叛逆のくりぃむ

6
専門的な記述が多く、研究者向けか。2015/11/14

katashin86

1
新田宗家、岩松氏、世良田氏、そして上野守護得宗家、この緊張と均衡の関係を崩したのは得宗家だった。2015/01/23

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