中世武士選書
羽生城と木戸氏

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864030274
  • NDC分類 213.4
  • Cコード C0021

内容説明

成田氏の忍城と攻防を繰り広げ、上杉謙信が越後から救援に赴くなど、歴史を左右する戦国の城がかつて北武蔵に存在していた。

目次

第1章 羽生城とその周辺(羽生城跡を探る;羽生城の支城)
第2章 羽生城主木戸氏・広田氏(木戸氏の出自;鎌倉・古河公方と木戸氏;広田氏と木戸氏)
第3章 戦国時代の羽生城(初期の羽生城;羽生城と皿尾城の攻防;危うし羽生城 ほか)

著者等紹介

冨田勝治[トミタカツジ]
1909年、埼玉県生。稲村担元に師事。32年に「羽生城主木戸伊豆守忠朝に就いて」を発表以後、論文多数。近世庶民史料調査委員、埼玉県館城跡調査員として従事。羽生、鷲宮、川里、騎西、群馬の歴史編纂に携わる。羽生市文化財保護審議委員を歴任。87年に文化ともしび賞、2003年に長年の文化財保護活動が讃えられ、埼玉県文化財保護協会より功労者として表彰される。2008年4月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さとまる

6
北条氏と上杉氏の争いの舞台となった北関東で唯一上杉方として北条勢力に対抗し続けた羽生城の歴史。地元の郷土史家が丹念に史料や現地を巡って定説の不備を正している。近いのでこんど城跡や関連寺社などを巡ってみたい。2022/01/31

BIN

4
羽生城も木戸氏も全く知りませんでした。羽生城は忍城と接した城で、武蔵国の国主たちは北条VS上杉謙信に巻き込まれて叛服常ない感じでしたが、最期まで上杉謙信側にあった木戸(+広田)氏でした。正直登場人物もマニアックすぎる。80年研究した著者(故人)の力作のようです。2021/12/01

吃逆堂

0
結局、木戸氏とは何だったのかというのがよくわからなかった、というのは、木戸氏が時代に翻弄された存在だったからだろうか。2011/04/19

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