内容説明
小林秀雄・保田與重郎・玉城康四郎等、岡をめぐる人々との交流を中心に、岡潔の人間性に逼る。
目次
第4章 人間の建設‐小林秀雄との對話―多變數函數論の創造と情緒の數學(小林秀雄との出會ひ;大文字五山送り火の日の對話;現代數學の抽象化を憂へる;數學のリアリティをめぐつて ほか)
第5章 龍神温泉の旅―保田與重郎との交友(月日亭の一夜;保田與重郎との交友;胡蘭成;龍神温泉の旅 ほか)
著者等紹介
高瀬正仁[タカセマサヒト]
昭和26年(1951年)、群馬縣勢多郡東村(現在、みどり市)に生れる。九州大學マス・フォア・インダストリ研究所准教授。專門は近代數學史と多變數函數論。平成20年、九州大學全學教育優秀授業賞受賞。2009年度日本數學會賞出版賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。