内容説明
宇宙を解明すればするほど、大きな“設計図”が見えてくる。小惑星探査衛星「はやぶさ」のイオンエンジン開発に携わり、民間の人工衛星「HIT‐SAT」を打ち上げるなど、宇宙開発の第一線で活躍する科学者が、新しい科学を語る。
目次
1 新しい科学の胎動
2 「宗教」と「科学」
3 宇宙の始まりの謎
4 「生命エネルギー」の科学的証明を目指して
5 広大な宇宙と現代科学の限界
6 超小型衛星から始まる新しい宇宙開発
7 「神の足跡」を見つける「ハイパースペクトルカメラ」
8 ワープ航法の可能性
9 「大宇宙」の構造を考える
著者等紹介
佐鳥新[サトリシン]
1964年、青森県生まれ。北海道科学大学工学部教授。筑波大学自然学類卒業。東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻を修了し、反物質推進の研究で博士号を取得。宇宙科学研究所(現JAXA/ISAS)で、小惑星探査衛星「はやぶさ」のイオンエンジン開発に従事し、1997年10月より北海道工業大学(現・北海道科学大学)に勤務。大学発ベンチャー・北海道衛星株式会社代表取締役、NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター理事、NPO法人大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)理事、高性能ハイパースペクトルセンサ等研究開発技術委員会委員、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティビジティング・プロフェッサーも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 日本の西の端から