出版社内容情報
阿弥陀仏信仰とは、仏の「救済的側面」の現れである。
他力信仰は、釈尊の教えから見て正しいか。
源信、法然、親鸞の生涯と思想を読み解き、
仏教の寛容な教えの深遠さを学ぶ――。
内容説明
阿弥陀信仰とは、仏の「救済的側面」の現れである。他力信仰は、釈尊の教えから見て正しいか。源信、法然、親鸞の生涯と思想を読み解き、仏教の寛容な教えの深遠さを学ぶ―。
目次
1 はじめに
2 エル・カンターレと阿弥陀信仰の関係
3 日本に伝えられた他力信仰
4 源信と『往生要集』
5 「浄土三部経」と法然
6 親鸞の生涯
7 親鸞の思想
著者等紹介
大川隆法[オオカワリュウホウ]
幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。86年、「幸福の科学」を設立。現在、全国および海外に数多くの精舎を建立し、精力的に活動を展開している。幸福実現党、幸福の科学学園中学校・高等学校の創立者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とらじゃ
3
浄土真宗の謎が少し解けた気がする。念仏宗は末法の世とも言える世相での「緊急避難」的な意味があったという事に納得。2014/09/24
りんふぁ
2
極端に行き過ぎて念仏唱えれば成仏できるになってしまったのか。一人でも多く救いたいという慈悲の心はわかるが、結果慈悲魔に、念仏唱えれば成仏できるが免罪符になり余計な悪を生んでしまったりはしてないのだろうか。智慧がないといいことも悪いことになってしまう危険があるのだな。すこし他力がわかったような気がするけど、気なだけだからもっと学ばなければ。2016/01/10