内容説明
東京オリンピック開催の年、日本はどうなる?企業の未来を大胆予測!!これからを生き残るためのガイドブック。
目次
序章 近未来に何が起きるか―2020年のあるビジネスマンの日常
第1章 スマート革命の衝撃―未来のスマート工業社会への胎動
第2章 メディアの未来―生き残りをかけて変身する企業
第3章 「クリエイティブな未来」への革命―革命による創造的破壊
第4章 未来社会に向けたパラダイムシフト―世界中の「人」と「組織」が変わる
終章 世界の未来を変える産業革命―あらゆる国が自由と繁栄を享受する時代へ
著者等紹介
山崎秀夫[ヤマザキヒデオ]
1949年生まれ、岡山県出身。東京大学卒業後、三井情報開発に入社。80年代初頭から総合商社のロンドン支店に勤務。欧州へのパッケージソフトの導入、現地ソフトウェアの評価などに携わる。政府関係のCIO補佐官を経て、現在、野村総研シニア研究員、日本ナレッジマネジメント学会専務理事。専門はナレッジマネジメント、情報戦略論、知識コミュニティ論、ソーシャルメディアなど。SNS疲れを最初に指摘したことで知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ja^2
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本書を貫く「モノ支配論理」から「サービス支配論理」への移行については、まったく異論はない。その通りだと思う。▼だが、不思議と共感することができなかった。なぜだろう。どこか議論が上っ滑りしているように感じたのである。▼「サービス支配論理」を言い換えれば、「川上支配論理」だろう。iPhoneの事業構造に代表されるように、モノを作らないアップルが売上の2/3をもっていくのである。我が社もそれを目指そうとしている。おそらく同業他社も同様だろう。▼しかし、全世界がそれを目指したら、いったい誰がモノを作るのだろう。2014/11/08