最善主義が道を拓く―ポジティブ心理学が明かす、折れない生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 313p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863950061
  • NDC分類 159
  • Cコード C0030

内容説明

「もっと儲けよう」「いつも幸せでいよう」「若く見せよう」―。私たちはみな、完璧を求める社会の期待を受けて、あくせくしている。しかし、そうした「完璧の追求」こそ、幸せ探しの最大の障害となりうる。本書では、ハーバード大学生が殺到した大人気講義“ポジティブ心理学の画期的な新研究”を利用して、私たちを問題だらけの「完璧の追求」から切り離し、幸福、豊かさ、真の充足へと導く「最善主義的考え方」を披露する。

目次

ポジティブ心理学が提唱する“最善主義”こそ幸福のカギ
1 理論編 完璧主義から最善主義へ(失敗を受け入れる;感情を受け入れる;成功を受け入れる;現実を受け入れる)
2 応用編 教育と仕事、そして愛(最善の教育;最善の仕事;最善の愛)
3 10の熟考 脱・完璧主義と自己変革のヒント(なぜ完璧主義から抜け出せないのか;認知療法で現実感覚を取り戻す;他人の意見を受け入れる器づくり;負の感情を乗り越える健全な方法;感情の免疫システムを構築する;自分を尊重するための“プラチナ律”;“あら探し屋”をやめる;ポジティブに年を重ねるコツ;自他を幸福にする感情の表し方;命そのものが奇跡のなかの奇跡)

著者等紹介

ベン・シャハー,タル[ベンシャハー,タル][Ben‐Shahar,Tal]
ハーバード大学で哲学と心理学を学び、組織行動論で博士号を取得。心理学博士(組織行動論)。ハーバード大学でもっとも人気のあった講義を受け持つ。現在、ペンシルベニア大学やイスラエルのヘルツリヤ学際センターで教職。世界各地で多国籍企業・機関、一般大衆、問題をかかえる人々を対象に、コンサルティング・講演活動を展開。卓越したスポーツマンとしても知られ、スカッシュの全米学生チャンピオン、および同イスラエル・チャンピオンの経歴をもつ

田村源二[タムラゲンジ]
1947年、東京生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらすけ

16
失敗から学ぶ方法や趣味や仕事を調整する方法、コンプレックスを細分化する方法などを学び、完璧主義から失敗を受け入れる最善主義へ転換する方法が学べる。科学的なエビデンスの紹介が少ないので人によっては説得力を感じ辛いかもしれません。ですが提案しているアイデアは斬新で、仕事の結果や他人との関係が上手くいくか心配しがちな人には良いかもしれません2022/01/05

hiro

7
レジリエンス研修で紹介されたポジティブ心理学による「折れない生き方」の解説本。幸福の大きな障害となるものは完璧主義であるとし、最善主義という生き方を提唱してます。仕事に行き詰った時、気持ちが楽になるかもしれません。現代人には必須かも。2015/09/20

うさぎ

3
完璧主義に近いなぁ。だから色んな事にイライラするのかしら?2017/07/11

GASHOW

3
エリートを目指している人や教育現場、官僚など完璧主義の理想の危険について知ることができる。日本の政治を動かしている人は、間違いなく完璧主義で日本全体にひずみを生んでいる。最善主義は、日本のソリューションになると思う。2014/12/05

Thinking Dragon

3
ポジティブサイコロジー2冊目。またも出版社が悲しいことになっているが、内容は素晴らしい。心の持ちようを「完全主義」と「最善主義」におおまかに分け、どちらの考え方が幸福になれるかという比較を行っている。私は前著を読んでいるので書かれている内容のほとんどを知っていたものの、それぞれに出される例が前作を踏まえたうえでかなり踏み込んだ内容が述べられており、更なる深い理解に役立った。前作と今作を読めば、ポジティブサイコロジーを実践的に利用し、自分の人生に対する幸福を高められると思う。本当にみんなに読んで欲しい。2011/11/28

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