出版社内容情報
文学や音楽、バレエなどの分野で非常にすぐれたロシアの文化は独自の魅力を持ち、常に一定数の人たちが強い関心を寄せてきた。最近ではフィギュアスケート人気からロシアに関心を持つ人が増えているという。旅行を中心に、二国間を行き来する人が増え、また、政治・経済の面でも、日露関係の発展、交流の拡大に向けた動きが活発化している。
一方で、ロシア語学習の現状はというと、学習書の多くは専門的で高度な内容なもの。また、入門書の種類が非常に少なく、初学者が気軽に学習を始められるものがほとんどない。そこで本書は、初心者によりわかりやすくロシア語を紹介し、無理なくロシア語の基礎が身につくことをめざす。まさに、ロシア語学習者が最初に手にする一冊としてピッタリの本。
全体を通してロシア語ビギナーにピッタリのやさしいつくりになっていて、ロシア語にはカタカナルビが付き、各課の新出単語には発音記号が付く。解説の中では、名詞の性・数、人称代名詞、動詞の活用など、ひとめでわかる便利なチャートを豊富に掲載、さらに、文法の基礎を積み上げるための要点を「文法公式」として提示し、スッキリ整理ができるようになっている。ロシア語に特有で、日本人には難しく感じられる「格」についても、丁寧にわかりやすく解説。CDには例文と「文法公式」を収録。頭を整理しながら、リスニングとスピーキングも強化できる。
内容説明
「72の公式で」文法の基礎がすっきりマスターできる。ロシア語ビギナーにピッタリのわかりやすい解説。ロシア語にはカタカナ読み付き。名詞の性・数、代名詞、動詞の活用など、ひとめでわかる便利なチャートを豊富に掲載。シンプルなページ構成と見やすいレイアウトで、テンポよく学習が進められる。CDに例文の音声を収録。リスニングとスピーキングも強化できる。
目次
文字と発音編(ロシア語のアルファベットと発音;ロシア語のアルファベットによる日本語の表記法;発音の規則(母音字)
発音の規則(子音字)
軟音記号と硬音記号)
文法編(これはパスポートです。―基本的な文の作り方;これは砂糖ではありません。―基本的な文‐否定文と疑問文;教科書(男性名詞)と新聞(女性名詞)―名詞の性と数
これは何ですか?‐これはコーヒーです。―正書法の規則、疑問詞のある疑問文、人称代名詞
赤いマフラー、赤いコート、赤いブラウス、赤い手袋―形容詞型の変化 ほか)
著者等紹介
匹田剛[ヒキタゴウ]
1963年生まれ。東京外国語大学卒、北海道大学大学院修了。小樽商科大学助教授を経て、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。専門はロシア語学。2013年度NHKラジオ「まいにちロシア語」講師を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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