内容説明
立花隆氏の著書『証言・臨死体験』でも掲載された国立天文連合が認める彗星捜索家が見た、過去の真実、そして未来の日本とは―。
目次
第1章 あの世はどうなっているのか―最初の臨死体験
第2章 あの世はどうなっているのか―二度目の臨死体験
第3章 「膨大な意識体」と宇宙が生まれたわけ
第4章 宇宙の誕生で見えてきた世界
第5章 私たちの使命とは何か
第6章 未来へ。新たによみがえる臨死体験の記憶
著者等紹介
木内鶴彦[キウチツルヒコ]
1954年長野県に生まれる。航空自衛隊に入隊し、ディスパッチャー(飛行管理)となる。22歳のとき、生死をさまよう病気をきっかけに退官。以後、長野県にて彗星捜索家として観測を続ける一方で、全国で講演会、観望会を行い、天文や環境問題を説いて回っている。彗星発見に関しては、1990年3月16日、チェルニス・木内・中村彗発見。同年7月16日、土屋・木内彗星発見。’91年1月7日、メトカーフ・ブルーイントン彗星を再発見。’92年9月27日スウィット・タットル彗星を再発見する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カザリ
39
宇宙の仕組みはファンタジーだとしても、この著者の最終的な主張は【現生人類よ、自然に帰れ】という昔ながらの命題になるのだろう。人類が足るを知るということは、本当に難しいし、人間がこうまで繁殖力の強い生命体だとわかっていたら、神は人間を作ったのかな、と思うのである。もっとも、地球を何回も破壊できる力を持ちながら、それを使わず、生態系の共存共栄ができるのであれば、それはすばらしいことだ。著者によるとそれができないために、幾度となく天災を起こして文明を破壊する流れになったというが。2018/01/23
0717
14
トンデモ本に分類する人もいるかもしれませんが、矢作直樹先生の「人は死なない」に似てます。臨死を経験した著者。肉体を離れても存在する自身の意識体の存在を確認します。肉体は滅びても意識は滅びない。ドーキンスの利己的遺伝子じゃないけど、肉体は意識を乗せる乗り物に過ぎないということか。意識体は時間も空間も超越しているらしい。著者は過去へ未来へ行ったりして、宇宙の仕組みが分かったという。2015/09/02
みかん@道北民
11
知人本。うふふ、こういう一般的には怪しいと言われる話、大好きです( ´艸`)もしこれが科学で解明できるようになるには後どれくらい時間が必要なんだろう。宇宙がどうやって出来たのかとか、人は死んだらどうなるのかとかそもそも生命ってどうやって生命として存在してるんだろうとか考えてもわからんことですが(^^;)知りたいけど死ぬ目に遭うのは正直勘弁ですねぇ…。2017/12/15
ちゃみ母
9
臨死体験の最中で、意識的に過去や未来を見に行ったり、宇宙の始まりまでも観察してきたという話を聞いたのは、木内さんの体験が初めてだ。膨大な意識体の話は腑に落ちる。最良の未来を選択したい。自分の役割はいったいなんだろうか?2023/10/24
Gordon
8
人は死後どうなるかという素朴な疑問と、宇宙との関連を示唆するようなタイトルに目が留まり購入。著者本人が過去に2度も臨死体験をしたそうで、いわゆる幽体離脱や三途の川に始まり、過去や未来にも行けたという経験から、人類、地球、ひいては宇宙の成り立ちまでをも説く。にわかに信じ難い内容もあり、個人的には「そういう思想をもつ人もいるんだなぁ」ぐらいに受け取りながら読み進めた。科学的に破綻した主張ではなさそうなので、SFっぽいノリで楽しむ分には悪くないかも。2017/01/28