内容説明
言わなきゃ死ねない、プロレス・仕掛けの裏の“裏”。本書は、新日OBとしての遺言である。愛するプロレス界へのラストメッセージ。
目次
プロローグ 一度は死にかけた身。最後に残さず語っておきたいんだ
第1章 東スポから新日本へ
第2章 至近距離から見た“息子”たち
第3章 長州・大仁田・維新軍、そして…
第4章 猪木引退とモハメド・アリの因果関係
第5章 えっ、やっぱりそれも訊きたい!?
第6章 オヤジの愛の“遺言”
著者等紹介
永島勝司[ナガシマカツシ]
元新日本プロレスリング株式会社取締役企画宣伝部長。1943年生まれ。島根県出身。専修大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。同社勤務時代には、上司との衝突により、整理部長から平社員へという「8階級降格」の経験を持つ。プロレス担当記者時代にアントニオ猪木と出会い、88年新日本プロレスリングに入社。渉外・企画チーフプロデューサーとして、旧ソ連や北朝鮮でのプロレス興行や、「新日本対全日本」「UMFインターナショナル全面戦争」などといった数々のヒット企画を生みだした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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やいとや
1
永島と言えば最早90年代新日本の隆盛を牽引した名フロント、では無くWJでカビの生えた昭和アングルを嬉々として披露していた老害でしかないので、2012年の新日に対しての提言とか聴けたものじゃないし、寄ると触ると出て来る「俺があれは通した」だの「猪木にアングルを飲ませた」だのの自慢話はウザいを通り越して滑稽にすら感じる。人間、晩節って大事だなと思わせてくれるプロレス界の両巨頭(もう一人はターザン山本)ですな。猪木にタッグの名勝負、名パートナー無しとか、良い着眼はあるんだけどね。やっぱWJはダメだよ、WJは w2024/07/31
無謀庵
1
「プロレス・仕掛けの裏の"裏"」と帯にはあれど、暴露話のようないやらしさは全くない。選手を信頼して面白いプロレスを追い求めてきた昔話を、いい酒でも飲みながら話してくれているような調子の本。読後感がよくて、またプロレスを観に行きたくなる。2012/10/20
haku
0
とりあえず黙って読んでみたけど、最近プロレスファンになった自分としては、昔の人の思い出自慢話というかんじで面白くなかったです。2012/10/16