内容説明
世界経済の崩壊―。著者がブログやサイトで警告し続けてきたことが、今、現実となって目前に迫っている。世界はお金を中心に回る。世界を動かしているのは「お金」と「暴力」である。その中心に位置して「世界」を動かしているのは、まぎれもなく「お金」であり、そのマネーシステムの暴走に世界中がなす術もなく翻弄され続けている。しかし、この危機は「明るい未来」を作るチャンスにもなり得るのだ。「お金」がわかれば「世界」がわかる。増補版として最新の動向を大幅加筆。
目次
第1章 今そこにある―危機
第2章 グローバリゼーションはユートピアを実現するか
第3章 国際金融資本に支配された世界
第4章 お金の秘密
第5章 もうひとつのお金は可能だ!
あとがきにかえて もうひとつのお金がつくる、もうひとつの世界
増補版追記
著者等紹介
安部芳裕[アベヨシヒロ]
作家。ソーシャルアクティビスト。環境問題の根幹にあるのは経済システムの問題だとの認識からオルタナティブなお金である地域通貨に希望を見出す。1999年に地域通貨グループ「レインボーリング」を立ち上げる。講演や体験型ワークショップを全国の自治体・商店街・商工会・大学・NPO・NGOなどで数多く行ない、その実践もサポート。持続可能な自立型経済の構築をテーマに情報を発信している。99%の人のための社会を創るプロジェクト、Project99%代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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チダ(uy1)
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国際金融家の支配、世界政府ということに興味をもった時の「お金」参考書として。 著者の前作のさらなる説明記述。氏の情熱というか怒りを感じます。 一般庶民はこれを読んでどうすべきか。知らない人に拡散、と思い個々に綴りました。 まずはマスメディアを信じず情報を広める。各個人の意思を表示する。と結ぶ。黙っていたら権力者の奴隷にされる度合いが増す危機の時代。 働かされて搾取されることが明確化している現状で、 日本・世界の根本把握を日本全国民把握必須です!2014/06/13
しゅわっち
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いい本です。何も制約なく書いています。いいかわかりませんが、マネーから脱出法も書いています。
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- 和書
- 勇者たちの島 角川文庫