内容説明
外務省激震、悪徳外交官の不正ビザ売買の実態を暴く。全国29万人の警察官に告ぐ、オウム逃亡犯はタイ、ミャンマー、ラオス国境、世界有数の麻薬危険地帯=ゴールデン・トライアングルで暗躍、麻薬武装勢力のUWSA(ワ州連合軍)支配区にいる。「走る爆弾娘」菊地直子の逃亡15年を追った。
目次
捕まらぬオウム特別手配犯の行方
在タイ日本大使館の不正ビザ売買疑惑
バンコク、オートバイ追跡部隊を編成
元不良警察官の吹き溜まり=警備会社「J」
ホテルでの通話記録
「空港の女」と「ロビーの女」
不正ビザ売買に関わる面々
カンボジアPKOの落とし子
領事の幼女買春現場を押さえる
レッド・マフィアに戦々恐々〔ほか〕
著者等紹介
吾妻博勝[アズマヒロカツ]
1948年、福島県生まれ。学生時代に旧ソ連を旅したのを契機に世界各国を放浪。帰国後マスコミの世界に入り、98年まで「週刊文春」記者として主に事件取材などを手掛けた。「週刊文春」誌上で連載された「新宿歌舞伎町マフィアの棲む街」では、徹底した現場潜入取材で裏社会・外国人アウトローの実態を浮き彫りにし世間を震撼させた。他にも農産物、食の安全性についても取材を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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