出版社内容情報
物語の舞台はイタリアのヴェニス。バサーニオは、異国の富豪の娘ポーシャと結婚するために、悪名高いシャイロックから金を借りることに。返済日までに借りた金を返すことができなければ、友人のアントーニオの肉１ポンドを渡さなければならないという契約を交わしてしまう。バサーニオは指定された日までに金を返済できず、シャイロックに訴えられてしまう。シャイロックは金を受け取らず、契約通りアントーニオの肉１ポンドを差し出すよう要求してくる。しかしそこに若い法学者が現れ、事態は急転していく……！
内容説明
富豪の娘と結婚するために金を借りただけなのに…。シェイクスピアの名作戯曲を楽しく読める物語！愛と金のために命がけの取引をした商人たちの恋の喜劇。
著者等紹介
斉藤洋［サイトウヒロシ］
１９５２年東京に生まれる。児童文学作家。１９８６年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を受賞。２０１３年『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞を受賞
佐竹美保［サタケミホ］
富山県に生まれる。挿絵画家。ＳＦ、ファンタジー、児童書の世界で活躍
シェイクスピア，ウィリアム［シェイクスピア，ウィリアム］ ［Ｓｈａｋｅｓｐｅａｒｅ，Ｗｉｌｌｉａｍ］
１５６４年イギリスに生まれる。詩人、劇作家。世界演劇史において最も偉大な劇作家といわれ、現在でも多くの国で作品が上演されている。主な作品に、四大悲劇として有名な『ハムレット』、『オセロ』、『リア王』、『マクベス』などがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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たけぼう
2
巻末解説によるとこれは斉藤洋のヴェニスの商人に仕上がってるらしい（笑）斉藤節があちらこちらに散らばっていて面白かったです😃 本家を読まずに語るわけにはいかないでしょうけど。。。よ、読まねば。2022/11/05
野比たまこ
1
児童書なのか、とてもわかりやすく書いてある。ヴェニスの商人ってこういう話なのね。元になる本もきちんと読んだ方がいいのかな。2023/05/13
trap
0
斉藤洋さん、シェイクスピアシリーズ。 読みやすいとは言えないヴェニスの商人を分かりやすく翻案してある。 原作と違うとはいえ、原作を読むための入り口としては良い。2024/03/13
