出版社内容情報
虚空の闇に浮かぶ魔法使い養成学校〈スコロマンス〉。入学した生徒たちは絶え間なく襲ってくる怪物たちから身を守りつづけなくてはならず、例年、卒業式まで生きのびる生徒は四分の一にも満たない。そして、最大のサバイバル試練の場となる卒業式では、飢えた怪物たちで満たされた卒業ホールを脱出し、現実世界に戻らなくてはいけない。
最凶の怪物〈目玉さらい〉を倒して怪物駆除装置を仲間たちと修理し先輩たちを卒業させたガラドリエルとオリオンも、いよいよ最終学年。三年生まで孤高のはぐれ者だったエルにも、今やアアディヤとリューという心強い卒業チームの仲間がいる。初めての友情に心を熱くしながら力を合わせて卒業式をサバイブしようと鍛錬の日々を重ねる中で、エルは自分たちさえ生き残ればいいというスコロマンスの常識に疑問を抱くようになる。母に釘を刺されたオリオンとの恋も進展、次第に仲間たちと想像を絶する計画を打ち立てていく…。
内容説明
虚空の闇に浮かぶ魔法使い養成学校“スコロマンス”。入学した生徒たちは絶え間なく襲ってくる怪物たちから身を守り、最大のサバイバル試練の場となる4年後の卒業式を生き延びて、現実世界に戻らなくてはいけない。昨年、最凶の怪物“目玉さらい”を倒したガラドリエルも、いよいよ最終学年。孤高のはぐれ者だったエルにも、今や心強いチームの仲間がいる。初めて経験する友情に心を熱くしながら力を合わせて卒業式をサバイブしようと鍛錬の日々を重ねるうち、次第に仲間たちと前代未聞の計画を打ち立てていく…。
著者等紹介
ノヴィク,ナオミ[ノヴィク,ナオミ] [Novik,Naomi]
1973年ニューヨーク生まれ。2006年「テメレア戦記」シリーズが刊行開始され、もっとも優秀なSFファンタジーの新人作家に贈られるジョン・W・キャンベル賞や、コンプトン・クルック新人賞を授賞。人気シリーズとして巻を重ね、2016年全9巻で完結した。また、2016年に長編ファンタジー小説『ドラゴンの塔』が、投票によってその年最高のSFファンタジー小説に贈られるネビュラ賞を授賞した。他に『銀をつむぐ者』などの作品がある。Organization for Transformative Works,Archive of Our Ownの創設者。現在は、家族と6台のコンピュータとともにニューヨークに暮らす
井上里[イノウエサト]
1986年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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