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出版社内容情報
吉野 万理子[ヨシノ マリコ]
著・文・その他
佐藤 真紀子[サトウ マキコ]
イラスト
内容説明
「短編小学校」は、ある学校の、あるクラスに通う子どもたちを主人公にした、短編集です。1話読み切りで、どの話から、だれの話からでも楽しめるけれど、全部読み終わってみると、あの話の子がここにもいたり、この話の子があそこにもいたり…。ページをめくれば、まるでとなりの席の子とないしょ話をするような、新感覚の読書時間が始まります。
著者等紹介
吉野万理子[ヨシノマリコ]
作家、脚本家。2005年『秋の大三角』で第1回新潮エンターテインメント新人賞、『劇団6年2組』で第29回、『ひみつの校庭』で第32回うつのみやこども賞、脚本ではラジオドラマ『73年前の紙風船』で第73回文化庁芸術祭優秀賞を受賞
佐藤真紀子[サトウマキコ]
挿絵画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
5年生娘さんにいいかな?と思って取り寄せてみました。一遍一遍が短くて読みやすいかな?と思ったんですが、娘さんは長編で登場人物をしっかり読み込みたいタイプの人なようで、「面白いアイデアもあるけど」ぐらいの感想でした。なるほど、一理あるかもね。2022/12/05
信兵衛
23
それぞれ、いろいろな個性をもった子どもたちがいて、それに応じて様々な出来事がある。 それをこうした形で一度に楽しめるのですから、何とも嬉しいことです。 あるクラスのアルバムをめくるような感じで、本書の頁を繰ったという思いです。2022/09/10
杏子
12
とある学校の5年1組児童を一人称に描く短編小説。読んでから気づいたけど短編小学校ってなっていた。ひとつひとつがとても短い話で、毎回新しい児童の紹介的な文章から始まり、話が発展していってこれから!というところで終わる。物によってはいいのもあるが、物足りなく思う事もあった。ひみつがテーマ。読書が苦手なお子さんにはちょうどいいかも。個人的には、一個一個の話をもっと繋げていって、一つの流れのようなものがあった方が好み。2023/05/04
そうたそ
7
★★★☆☆ 5年1組の子どもたちがもつ様々なひみつを描く掌編集。どの話も短くサクッと読める。ややあっさりし過ぎてる感はあるが、自分の小学生時代を懐かしみつつ読めた一冊。2025/03/06
頼ちゃん
6
さらっと読める。短編集。2022/09/22