出版社内容情報
闇の帝王が復活した。その恐ろしい記憶が悪夢となり、ハリーを苦しめる。夏休み、孤独なハリーを救いに来たのは、不死鳥の騎士団という謎の集団のメンバーだった! 5年目の新学期、闇の帝王の復活を認めたくない魔法省は、同省の役人アンブリッジを「闇の魔術に対する防衛術」の教師としてホグワーツに送り込む。校内には厳しい校則が張り出され、嘘つき呼ばわりされたハリーには、残酷な罰則が科せられる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はちこ
11
炎のゴブレットから間が開いてストレス耐性なくなった?いやそれにしたって!!ただでさえスネイプとマルフォイからストレス受けまくってるのにアンブリッジっていう身も心も汚いオババさんに終始ムカムカ。そしてこの作品、手放しに素晴らしい人間は居ないんだよね。生々しい、身に覚えのある嫌な感情をメインキャラたちも持っていて、どんないい人も汚い感情は持っていると思えば救われるとも言えるけど…ヘドウィグとクルックシャンクスだけが癒しかも。マクゴナガル先生も嫌じゃないかな。理不尽づくめの上巻です。下巻と纏めて買うべし。2023/08/12
夜花YOKA🐙@美玲とりらとわとペア画中
8
アンブリッジクソ酷いなハリーが癇癪を起こすのもわかる。シリウス・ブラックてっシリウスは白色ブラックは黒色これの意味がすごいわかった。2025/05/24
あんこ
6
炎のゴブレットの最後にはっきりとダンブルドアとファッジの決別が描かれていますが、今作では魔法省対ホグワーツの構図がより一層強まり、更に身内同士でも些細な諍いが起こったりとピリピリしたスタート。 「団結しなければ」としきりに言うダンブルドアは気が気じゃなかっただろうなと思いました。 冷静に物事を判断できるハーマイオニーがいてくれて本当に良かった。 佐竹美保さんの迫力が光る表紙でお気に入りです。2022/04/27
白井
4
当シリーズはストレスを感じる描写が度々あるものの、巻末100p程になるとそれらが片付き色々と報われていく、という印象があったけれどこれは…。内容の7割はただただ理不尽に虐げられてるだけに感じきつかった。下巻はまた読んでいて楽しくなるといいな…2025/06/02
riiry
3
ムカつくヤツが出てくる作品は面白い。『ハリー・ポッター』にはムカつくキャラクターが次から次へと出てくる。結論、『ハリー・ポッター』はめちゃくちゃ面白い。2023/06/14