出版社内容情報
暗号解読の天才少年ウィリアム・ウェントンは、謎の発作に苦しめられる。それは彼の体内にある知的金属ルリジウムの活動に関係しているらしい。発作の原因をさぐるため、ウィリアムは再び<ポスト・ヒューマン研究所>を訪れる。しかし、<研究所>は以前とだいぶ様子が変わっていた。警備のロボットたちが動き回わり、先生たちは何かに怯えている。そして、ウィリアムの部屋には、機械の手をもつ奇妙な女が侵入し、襲いかかってきた。女は何者なのか? その狙いは何か? すべての謎は、冷凍装置に眠っているエイブラハム・タリーにつながっていく……。
世界一の暗号解読者が恐るべき敵に立ち向かう、ファンタジーシリーズ第2弾。
内容説明
ウィリアムは暗号解読の最中、発作に見舞われる。原因をさぐるため、ふたたび訪れた“ポスト・ヒューマン研究所”は、なぜか警備ボットたちが動きまわり、先生たちは何かに怯えていた。そして、ウィリアムの前に機械の手をもつ謎の女が現れ、襲いかかってくる―。世界一の暗号解読者が、最強の敵に挑むサイエンス・ファンタジー第二部。
著者等紹介
ピアーズ,ボビー[ピアーズ,ボビー] [Peers,Bobbie]
1974年生まれ。1999年にロンドン・フィルム・スクールを卒業後、監督、脚本家、イラストレーターとして幅広く活躍。2006年に初めて監督・脚本を手がけた短編映画“Sniffer”は、カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを獲得した。2015年には長編映画“Dirk Ohm‐Illusjonisten som forsvant”の監督も務めている。同年に小説デビュー作となる『ウィリアム・ウェントン1 世界一の暗号解読者』(William Wenton and the Luridium Thief)を発表。ノルウェー本国では、子どもが選ぶ“Ark’s Children’s Book Award”や“Book of the Year”などさまざまな賞を受賞し、米国でも“Parents’ Choice Award”の推薦作品に選ばれており、子どもが読みたい本、親が子どもに読ませたい本として、多くの支持を集めている。37の国と地域に版権が売れており、映像化権も取得されている
堀川志野舞[ホリカワシノブ]
横浜市立大学国際文化学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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