出版社内容情報
兄ピリーを取りもどし、メイジの邪悪な野望を食い止めるため、子ぎつねアイラと〈長老〉たちの最後の戦いがはじまる。三部作完結。ピリーを探すため、危険な〈白銀の地〉へ旅したアイラ。そこには、何者かに“囚われ”の術をかけられたオオカミの王がいた。ピリーがかかわっているのではないかと探索を続けるアイラは、やがて、ある残酷な事実を突きつけられる。この地にはすでに、メイジの企みを阻止するため、ある一頭のキツネが乗りこんできていた。そのキツネからアイラは、メイジがピリーの強い力を利用していることを告げられる。メイジの狙いは、怪物〈ホワイトフォックス〉を地上に解き放つことだった。ピリーを取りもどし、メイジを食い止めるため、アイラと〈長老〉たちの最後の戦いがはじまった。
インバリ・イセーレス[インバリイセーレス]
著・文・その他
井上 里[イノウエ サト]
翻訳
内容説明
兄ピリーを探すため、“白銀の地”へ向かったアイラ。そこで、かつて“灰色の地”で檻から逃がしてあげたオオカミのファークロウと再会する。ファークロウの群れの王が、キツネのフォックスクラフトのひとつ、「囚われ」の術をかけられていると知ったアイラは、ピリーがかかわっているかもしれないと思い、調べはじめる。“白銀の地”でつぎつぎとあきらかになる秘密―そしてアイラは最大の敵メイジと“純白のキツネ”がいる“暗闇の地”へとのりこむ。メイジのたくらみを阻止し、兄を取りもどすため、アイラと“長老”たちの最後の戦いがはじまった―。子ギツネ冒険物語「フォックスクラフト」最終巻!
著者等紹介
イセーレス,インバリ[イセーレス,インバリ] [Iserles,Inbali]
NYタイムズベストセラー『サバイバーズ』(小峰書店)シリーズの著者エリン・ハンターのペンネームで活躍する6名の児童文学作家のうちのひとり。単著の処女作『The Tygrine Cat』は、2008年にイギリスのカルダーデール児童文学賞を受賞。現在はケンブリッジに家族とともに暮らしている
井上里[イノウエサト]
1986年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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