出版社内容情報
ある夏の日、おとぎの国ではトムの5人の兄さんとお姫さまたちの結婚式が始まりました。そこへ、暗い物語の国の支配者・オームストーンが手下をしたがえて乗りこみ、カップルたちを連れ去ってしまいます。末っ子トムは、親友の新米妖精・カラスのジョリティとともにオームストーンとの戦いの旅へ向かうのですが――。
だれもが知っている有名な童話をモチーフにした、古くて新しいおとぎ話。今回は「親指トム」「六羽の白鳥」「三つの願い」「ルンぺルスティルツキン」などがたくみに組み込まれています。
「ぼく、こわいけど、やってみる!」
作者紹介:
1947年、イギリスのサセックスに生まれる。幼少時から絵よりも本を書きたかったが、中学の恩師に画才を見いだされて美術を学び、イラストレーターとして活躍。レコードのジャケット制作ではエルトン・ジョンのアルバムのデザインが有名。絵本の制作は60冊を超え、ザ・ベスト・トイ金賞を3回にわたって受賞している。英国芸術家協会理事。初めての著作は『少年冒険家トム』(静山社)。イラストに加え、イアン・ベックが自ら執筆した児童書である。その後、『暗闇のファントム』など、ヤングアダルト向けの小説も次々に発表している。
訳者紹介:
静山社会長。スイス在住。同時通訳者、翻訳家。国際基督教大学卒、モントレー大学院国際政治学修士修了。「ハリー・ポッター」シリーズの翻訳を手がけ、エッセイストとしても活躍。『少年冒険家トム』にほれ込み、日本語版の出版を決め、自ら翻訳。作者のイアン・ベック氏とも親交を深めている。
内容説明
ある夏の晴れた日、おとぎの国の大講堂で、トゥルーハート兄弟五人とお姫さまたちの結婚式が始まりました。ところがお祝いの席は、一瞬のうちに恐怖と混乱の場に変わってしまい、お兄さんたちとお姫さまたちが悪者にさらわれてしまいます。みんなを救い出すために、トムはカラスのジョリティといっしょに「暗い物語の国」へと向かいます…。「僕、こわいけど、やってみる!」有名なおとぎ話「親指トム」「六羽の白鳥」「三つの願い」「ルンペルスティルツキン」は、悪者に書きかえられてしまいます。いったいどんな結末になるのでしょうか。
著者等紹介
ベック,イアン[ベック,イアン][Beck,Ian]
1947年、イギリスのサセックスに生まれる。中学の恩師に画才を見いだされて美術を学び、イラストレーターとして活躍。レコードジャケットではエルトン・ジョンのアルバムのデザインが有名。60冊を超える絵本の制作では、ザ・ベスト・トイ金賞を3回にわたって受賞している。英国芸術家協会理事
松岡ハリス佑子[マツオカハリスユウコ]
静山社会長。スイス在住。同時通訳者、翻訳家。国際基督教大学卒、モントレー大学院国際政治学修士修了。「ハリー・ポッター」シリーズの翻訳のほか、エッセイストとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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チュンセ
shiro
Miki Shimizu