出版社内容情報
金子みすゞのやさしく力強い詩を仏さまの教えと共に禅師が説く。「こだまでしょうか」他40篇収録。閉ざした心が柔らかくなる詩が満載!
内容説明
二十六歳の若さで自ら命を絶った大正末期の童謡詩人・金子みすゞ。死後、多くの作品が発見され、広く世に知られることとなりました。その詩は深い洞察力とやさしい心にあふれ、そこに仏教の教えとの共通点を見出した曹洞宗の僧侶・酒井大岳は、全国で年百回以上行っている講演会で金子みすゞの詩を披露し感動を呼んでいます。いま生まれ変わろうとしている私たち日本人に勇気をくれる四十篇の詩と、慈愛に満ちた仏さまのことば。
目次
序章 「こだまでしょうか」
第1章 こころで観る・聴く「大漁」
第2章 みんなが持ってる「空の鯉」
第3章 かわいそうな「お魚」
第4章 それぞれ「みんなちがって、みんないい」
第5章 「いいこと」をすると自分もうれしい
第6章 「石ころ」はくよくよしない
第7章 はるかな「帆」を見つつ生きる
第8章 「さかむけ」の痛み
第9章 「木」は私たちに語りかける
第10章 万物は「蜂と神さま」のごとし
第11章 「鯨法会」と仏さまのこころ
第12章 「学校へゆくみち」に想うこと
著者等紹介
金子みすゞ[カネコミスズ]
1903年、山口県に生まれる。本名金子テル。大正末期に西條八十に見出され、すぐれた作品を発表したが1930年、自ら命を絶つ。享年二十六歳。半世紀を経て遺稿集が発見・再評価され、詩集や童謡集として出版されている
酒井大岳[サカイダイガク]
1935年、群馬県に生まれる。駒沢大学仏教学部禅学科卒業。曹洞宗長徳寺(群馬県東吾妻町)住職。現代の禅宗三大僧侶の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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