出版社内容情報
城主は死んでも女は生きる。政略結婚に翻弄されつつ城を守った姫たち。徳川秀忠の正室・お江、秀吉の側室・淀など45人の女の生涯。
内容説明
乱世を戦った武将たちの城の多くがいまに遺っている。城をめぐる攻防のドラマの陰には、激しい「姫たち」の戦いもあった。合戦と政略結婚に翻弄されながら、ただ涙を流すだけではない。なかには、甲胄をまとい戦った姫も多くいた。知られざる彼女たちの壮絶な生きざまを、全国各地を長年取材し、伝説や軍記などから「姫たちの戦国」を初めて浮き彫りにする。
目次
第1章 東北・関東 名城の姫たち(弘前城―津軽為信悲願の城;仙台城―伊達政宗執念の城 ほか)
第2章 北陸甲信越・東海 名城の姫たち(金沢城―百万石前田氏歴代の城;丸岡城―最古の天守か、北陸の名城 ほか)
第3章 近畿・中国 名城の姫たち(小谷城―浅井氏三代の山城;彦根城―井伊氏が築いた国宝の城 ほか)
第4章 四国・九州 名城の姫たち(丸亀城―高石垣を誇る讃岐の名城;松山城―加藤嘉明が築いた四国の名城 ほか)
著者等紹介
楠戸義昭[クスドヨシアキ]
1940年、和歌山県に生まれる。立教大学社会学部卒業。毎日新聞社編集委員を経て歴史作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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