出版社内容情報
親から子へと愛されて、ブラジルで250万部のロングセラー絵本! やんちゃな男の子の日常をはずむタッチで描きます。のびやかな子ども時代は一生の宝もの。プレゼントにもオススメ。
内容説明
親から子へと愛されて…ブラジルで250万部のロングセラー絵本!のびやかな子ども時代は一生のたからもの。楽しさ、うれしさ、悲しさ、とまどい…そして、とっておきのひみつ。
著者等紹介
ジラルド[ジラルド]
1932年、ブラジル(ミナス・ジェライス州)生まれ。漫画家、児童文学者、ジャーナリスト、劇作家。17歳から新聞誌上で作品を発表。絵本の著作は170を超え、筆の勢いはまったく衰えていない。日本では2006年NHK日本賞で実写版ドラマ「ヤンチャぼうや・ぼくがなべをかぶったわけ(邦題)」が最優秀番組に選ばれている
松本乃里子[マツモトノリコ]
ブラジル文学翻訳家・画家。上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業。海外から転入した児童生徒に日本語を教えている。また、色彩心理学のフィールドワークを行い、サンパウロの児童館とも交流。「世界子ども通信プラッサ」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
20
【大人こそ絵本を】ブラジルのベストセラ―という事で手に取りました。とても読みやすく親しみを覚えるイラストでした。これからは南米の絵本も読んでいきます。2016/07/27
遠い日
8
ブラジル発。超がつくほどやんちゃなマルキーニョ。いたずらっ子だけれど、誰のことも傷つけない。じっとしていられず、常に動き回ってはやりたいことをどんどんやっちゃう。読むうちにマルキーニョにも屈託がないわけではないことに気付かされる文章に出会うが、そのことさえも、彼を強くすることになっているのは、すごいポジティブシンキング。だからこそ、すてきな大人になれたマルキーニョ。いろいろなことを考えさせられました。2021/04/03
ris3901
4
ブラジルの人気の絵本、とのことですが児童文学の装丁。とてもやんちゃでいたずらっこなマルキーニョ。でも悩みもあるし秘密もある。両親の別れも経験する。それでも小さな時に思いきり可愛がられ認められたから、自分の考えを持って乗り越えられた、と考える。 幼少期に肯定する事の大切さをブラジルでも説いているのですね。2021/05/03
てぃうり
1
ブラジルで受け継がれてきたお話。全く知らない作家さんだったが、4/2の「国際子どもの日のポスターを見て手に取った。ブラジルで95刷250万部!!世界各国で翻訳されているそう。まだまだだな自分と思わされた。2016/04/07
今来
0
最初は何か感じつつもよく分からないまま読んでいたけど、考えてみるとマルキーニョの凄さに気づいた。マルキーニョ自身とマルキーニョのいる空間はとっても生き生きしてそう。絵も生き生き。マルキーニョの生き方は大人でも難しい(大人“だから”ではなく)。夜におばけになった彼が暗闇が怖くないか聞かれて、「ちっともさ!だってぼくがおばけだもん!」はなんだかおかしさを感じたけど、よく考えればすごい考え方。あと自分は子供の頃に寂しさを感じたとき、どうしてたかなあとふと思った。2017/02/07
-
- 和書
- 子どもの保健 (第2版)