出版社内容情報
親米保守のリーダー岸信介は安保改正を掲げ大野伴睦への禅譲を密約。抵抗勢力の暗躍。合従連衡。政権抗争の行方は―─。シリーズ第2弾!
内容説明
親米保守のリーダー岸信介は、“七個師団三連隊”と称される派閥争いを制し、日米安保条約改正に乗り出した。岸は党人政治家大野伴睦への禅譲を密約する一方、抵抗勢力の取り込みをはかる。岸内閣を襲うグラマン汚職疑惑。緊迫する安保闘争。暗躍するフィクサーとヤクザ連合。裏切りと合従連衡の政権抗争の行方は―。シリーズ第二弾。
目次
第1章 執念の保守大合同
第2章 親米保守のリーダー
第3章 グラマン疑惑の影
第4章 政権禅譲の密約劇
第5章 空前の騒擾「安保闘争」
第6章 流血の国会議事堂
著者等紹介
大下英治[オオシタエイジ]
1944年、広島県に生まれる。広島大学文学部を卒業。週刊文春記者をへて、作家として政財官界から芸能、犯罪まで幅広いジャンルで旺盛な創作活動をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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