現代ストリップ入門

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現代ストリップ入門

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863857056
  • NDC分類 779.17
  • Cコード C0073

内容説明

第二次大戦直後に生まれ、つねに変容してきたストリップは、ジェンダーやセクシュアリティをめぐる今日的な問題意識と共振しつつ、幅広い層からいま支持されている。座談会、インタビュー、論考、ルポ、エッセイ、漫画などで、ストリップの現在に多様な視点からアプローチ。まだ見たことがない人もすでにハマっている人も楽しめる、絶好の入門書。

目次

第一部 新しいコンテクスト(座談会 宇佐美なつ 夏堀うさぎ 武藤大祐 ストリップは止まらない;漫画 菜央こりん ストリップの効用;エッセイ 山中千瀬 大丈夫な光 ほか)
第二部 現場に即して(インタビュー 翼裕香 「エロに対して真剣なんですよ」;ルポ 吉田真紀 ストリップ・ストーリーズ―A級小倉劇場の人々;インタビュー にっしー 「行ってなんぼ、通ってなんぼ」 ほか)
第三部 より広い視野で(対談 船曳建夫 夏堀うさぎ 裸のキラキラ、非武装の笑顔―ストリップとセクシュアリティ;論考 ケイトリン・コーカー 踊り子の身体は何をなしうるのか―近年の女性観客と往年の男性観客が見る夢;論考 下野渉 「女・女・女」の幸福―ストリップと日本の諸芸能 ほか)

著者等紹介

武藤大祐[ムトウダイスケ]
1975年生まれ。群馬県立女子大学文学部教授(舞踊学・美学)。ダンス批評家。ストリップ劇場ではたいてい飲酒している

夏堀うさぎ[ナツホリウサギ]
1989年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。2000年代半ば、初めて同人誌を作る。2014年8月、ストリップに出会う。ストリップと社会と私を考えるZINE『イルミナ』を2019年に立ち上げ、ほぼ半年に1号のペースで発行中。かぶり席がとにかく好き(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

assam2005

20
いろんな形のアイドルがあり、これもまたアイドル。読んでいると「隠すべき」と「隠す必要とは?」が入り混じり、もう何が何やら…ちょい混乱。ただ、これを哲学的に捉えるか、性的なエロスと捉えるかは全て受け手に委ねられてしまう。完全解禁出来ない理由はそこにあるのかな。最近は男性ストリップ、BLストリップまであるのか…。対談、エッセイ、エッセイコミック、写真等、いろんな形でストリップの始めの一歩を紹介。世の中にはいろんな世界があるのだなぁ。隠されるから知りたい、だけど自分は晒したくない。不思議な感覚、一部解禁。2026/01/03

Mr.deep

6
ストリップの中でもメインストリームたる「プロ興行」に的を絞った論考。学術的なのからサブカル臭いのまでは玉石混淆ではありますが、概ね大満足な力作。「大衆芸能の変種として生まれ、資本主義の論理に取り込まれ性風俗へと変容し、そして今はアートへの脱皮を目指しもがいてる只中」って世界観はストリップ史の理解には必須の概念たりうるんじゃないかと。個別に見ると武藤大祐の骨太な論考や、船曳建夫やケイトリン=コーカーの遠大な視座に感心させられました。2025/10/23

1
とても充実した内容で面白かった。ストリップを見る視座が自分の中に増えた気がする。劇場があって、踊り子さんがいて、スタッフの方々がいて、お客さんがいて、ストリップを語ろうとする人たちがいて。この素晴らしい文化がこれからも続いていきますように。 牧瀬さん翼さんのステージ見てみたいな。2026/08/24

Shinya Fukuda

1
古い芸能だが変化を続けている。それを促したのは女性客の存在だ。過激な出し物が警察に摘発された為、業界が生き残りをかけて取り組んだのが女性客の取り組みだ。正直言って女性がストリップを見る意味が理解できない。何人かの人が難しい理屈を捏ねているが意味がわからない。ストリップの本質は〇〇露出でありそれを如何に焦らして客の気分を盛り上げてクライマックスに到達させることだ。それ以上でも以下でもない。踊りとエロは未分化だったが踊りだけを取り出して芸術にした。都をどり。未分化のままなのがストリップという見方は納得できた。2026/07/26

yuko0611

1
初めて見てきた直後なので、乾いた土が水を吸い込むように読めた。私が感じたことのほとんどを誰かが書き表していて驚いた。多くの人が同じように感じるのか、似たタイプの女性たちを引き寄せる文化なのか。10年ほど前から急に女性客が増え始めたらしい。私が興味を持ち始めたのも大体そのあたり。書肆侃侃房のベースが福岡だからか、私の行ったA級小倉劇場が何度も登場して嬉しい。踊り子さんへのリスペクトに溢れた常連さんたちや20年ぶりのお客さんの顔を覚えていた50代の踊り子さん。独特の温かい雰囲気に癒された。また行きたい。2026/05/02

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