起きられない朝のための短歌入門

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起きられない朝のための短歌入門

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863855830
  • NDC分類 911.107
  • Cコード C0095

出版社内容情報

◆【限定購入特典小冊子】付
ご予約(店舗受取りを含む)のお客様には特典として小冊子「起きろ」をお付けします。
※特典は無くなり次第終了となりますのでお早めに!
※特典は紀伊國屋書店国分寺店・新宿本店・ウェブストア限定となります。

特典は終了致しました。


<扱われるテーマ>

「最初の一首」のつくりかた/スランプののりこえかた/連作のつくりかた/歌に使われがちな語彙

推敲のしかた/テーマ詠の難しさ/いい批評とは何か/破調/虚構の歌/口語と文語

わからない歌/歌集をつくること/学生短歌会/新人賞/同人誌と歌集/短歌と夢/詩的飛躍

速い歌と遅い歌/「人生派」と「言葉派」/作中主体とは何か/信頼できない語り手 ほか



「難しいのは、自分の短歌を物足りなく感じはじめたときだ。なにを、どう書くべきなのか。自分の文体とはなんなのか。
ヒントとして、脳をこじあけて強制的にまぶしい光を浴びせてくるような言葉がこの本のなかにひとかけらでもあればいいと思う」

(平岡直子)



「他の入門書を読んでなんだかしっくりこなかったり、短歌で道に迷ってしまったと感じている人がこの本を読んで、なにかしら励まされるところがあったとしたらとてもうれしい」

(我妻俊樹)



【目次】

はじめに(平岡直子)

第1部 つくる

第2部 よむ

第3部 ふたたび、つくる

おわりに(我妻俊樹)

著者作品二十首

***

◎コラム

我妻俊樹「かわむきき と かなしい の か」「曖昧さとシンメトリー」「本歌取りについて」「韻律起承転結説」

平岡直子「パーソナルスペース」「雨戸と瞼」「日の字」「心の底で」



【著者プロフィール】

我妻俊樹(あがつま・としき)

1968年神奈川県生まれ。2002年頃より短歌をはじめる。2016年、同人誌「率」十号誌上歌集として「足の踏み場、象の墓場」を発表。2023年に第一歌集『カメラは光ることをやめて触った』(書肆侃侃房)上梓。平岡直子とネットプリント「ウマとヒマワリ」を不定期発行中。2005年「歌舞伎」で第三回ビーケーワン怪談大賞を受賞し、怪談作家としても活動する。著書に『奇談百物語 蠢記』(竹書房怪談文庫)などがある。



平岡直子(ひらおか・なおこ)

歌人。1984年に神奈川県に生まれ、長野県に育つ。2006年、早稲田短歌会に入会し、本格的に作歌をはじめる。2012年、連作「光と、ひかりの届く先」で第23回歌壇賞受賞。2013年、我妻俊樹とネットプリント「馬とひまわり」( のちに「ウマとヒマワリ」)の発行をはじめる。2021年に歌集『みじかい髪も長い髪も炎』を刊行、同歌集で第66回現代歌人協会賞を受賞。2022年には川柳句集『Ladies and』を刊行。現在「外出」同人。

内容説明

対談に耳を傾けながら短歌の作り方/読み方がよくわかるストレンジャー(よそ者)のための短歌入門書。

目次

第1部 つくる
第2部 よむ
第3部 ふたたび、つくる

著者等紹介

我妻俊樹[アガツマトシキ]
1968年神奈川県生まれ。2002年頃より短歌をはじめる。2016年、同人誌「率」十号誌上歌集として「足の踏み場、象の墓場」を発表。2023年に第一歌集『カメラは光ることをやめて触った』(書肆侃侃房)上梓。平岡直子とネットプリント「ウマとヒマワリ」を不定期発行中。2005年「歌舞伎」で第三回ビーケーワン怪談大賞を受賞し、怪談作家としても活動する

平岡直子[ヒラオカナオコ]
歌人。1984年に神奈川県に生まれ、長野県に育つ。2006年、早稲田短歌会に入会し、本格的に作歌をはじめる。2012年、連作「光と、ひかりの届く先」で第23回歌壇賞受賞。2013年、我妻俊樹とネットプリント「馬とひまわり」(のちに「ウマとヒマワリ」)の発行をはじめる。2021年に歌集『みじかい髪も長い髪も炎』を刊行、同歌集で第66回現代歌人協会賞を受賞。2022年には川柳句集『Ladies and』を刊行。現在「外出」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かふ

18
「つくる」「よむ」「ふたたび、つくる」の三部構成。現代短歌のストレンジャー(よそ者=異邦人)に対しての対談形式の短歌論であり、次第に言っていることが難しいと感じるのは、短歌世界のコトバの独特さがあり、その基本となるのがコトバは世代のOSようなものだと言っている。つまり、筆記で書いていた世代とパソコン世代ではコトバの感覚が違うのである。さらにパソコンからケータイへとコトバは軽快になっていくのだ。そのコトバは内輪のコトバとしての共感を求めていく。2024/02/02

ERIN

8
まだ出たばかりの新刊。面白かった!冒頭、平岡さんが歌人同士の「短歌についての会話」が一番の教科書だった、と書かれていてなるほどその通りだなあと。歌のつくり方にしても、物事の観方にしても、画一的に提示するのではなくこんなのもあるよね、自分はこうだけどこういう人もいるねと広がっていって楽しい。「詩歌は二十四時間営業」「言葉派」「人生派」など歌人らしい?比喩・概念があちこちに出てきて、頭の中が賑やかになった。対談が盛り上がって噛み砕けなかったところもあるので、折を見て読み返したい。2023/11/28

Tenouji

7
若い人達の言葉への感性が変わってきているが、そちらの世界の方が面白そうかも。2024/02/04

qoop

5
我妻俊樹・平岡直子両氏が対談形式で短歌の要諦を伝える。テーマごとに深い内容が展開していくので、大袈裟でなく一文々々噛み締めるように読まざるを得ず、読了までに時間がかかった。入門書というよりも登り口から高所を仰ぎ見させるような一冊。 2023/11/24

OjohmbonX

4
現代の歌人が、どういった内在的なロジックや価値観で短歌をつくったり鑑賞しているのか、その一端に触れられて非常に面白かった。言葉とそれによって喚起される感覚や記憶を、際の際まで突き詰めていくような営み。実作を解説されることで、日常的な言葉の運用や価値観のみからは見えない、その歌の持つ凄さを知られる一方で、このベースをとっかかりだけでも共有しないと理解が難しいというハードルがあり、本書はその橋渡し役を果たそうという試みなのだろうと思った。2024/02/12

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