ミステリ映像の最前線―原作と映像の交叉光線

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ミステリ映像の最前線―原作と映像の交叉光線

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863855823
  • NDC分類 778.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報



ミステリが映像化される際、何のために、
どのように改変されるのか。

アガサ・クリスティー、東野圭吾、横溝正史など、
名作とその映像化のもたらす化学反応の面白さ。
その秘められた意図とは?


【取り上げられた作品】
鍵のかかった部屋/オリエント急行殺人事件/氷菓/屍人荘の殺人/女子高生に殺されたい/貴族探偵/探偵はBARにいる/ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~/誰よりも狙われた男/ジョーカー・ゲーム/キングスマン/天空の蜂/帰ってきたヒトラー/アルキメデスの大戦/お嬢さん/悪魔が来りて笛を吹く/W県警の悲劇/残穢―住んではいけない部屋―/サスペリア/ナイトメア・アリー など

内容説明

ミステリが映像化される際、何のために、どのように改変されるのか。アガサ・クリスティー、東野圭吾、横溝正史など、名作とその映像化のもたらす化学反応の面白さ。その秘められた意図とは?

目次

第1部 謎解きの透視図
第2部 探偵たちの肖像
第3部 スパイたちの世界地図
第4部 災厄の歴史年表
第5部 ジェンダーの縮図
第6部 恐怖と幻想の俯瞰図

著者等紹介

千街晶之[センガイアキユキ]
1970年、北海道生まれ。1995年、「終わらない伝言ゲーム―ゴシック・ミステリの系譜」で第2回創元推理評論賞を受賞。2004年、『水面の星座 水底の宝石 ミステリの変容をふりかえる』で第4回本格ミステリ大賞および第57回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

111
小説や漫画が映像化される度に、原作や登場人物のキャラが壊されたり、俳優やシチュがイメージと違うなど様々な驚きと不満と失望を味わってきた。大人の事情や思惑があると知っていても、特にミステリでは原作の力は強いのだから。それを承知の上で「なぜ製作者は、この作品を映画やドラマにすると決めたのか」という謎解きを行う批評になっている。すなわち映像作家が原作のどこに反応し、何を表現したかったのかを明らかにしていくのだ。ぼんやり見ていた者としては改変や配役の意味を悟らされる連続で、著者の見巧者ぶりに兜を脱ぐしかなかった。2023/09/23

ハスゴン

30
こんなにも映像化したものがあったんだと素直に驚いた。 最近失礼ながらあまり知らなかった出版社だかミステリ関連でセンスのあるものを出しているので注文の出版社さんである。2023/09/02

M H

23
名作だからといって映像化の成否はまた別。そのままでは尺が足りない、画面映えしない要素、際どい表現の規制と制約は何となく思いつくが、それらを取り出して丁寧に検討したのが本書。クリエイターの過去作品やキャスティングにまで言及しながら原作と映像の相違点とそこに込められた意図の解読を試みる。そこから浮かび上がる世相と価値観のありようが鮮やか。三谷版のオリエント急行~観ておけば良かったな。未読、未視聴ばかりでも抜群に面白かった。2023/08/08

くるぶしふくらはぎ

19
映画は監督が誰かは注目されますが、ドラマはあまり制作者を前面に出して宣伝されない気がします。これを読んで、その辺りが深掘りできて、腑に落ちること多々ありです。冒頭では嵐のメンバーの作品が次々と登場し、彼らがいかに活躍していたか再確認。「w県警の悲劇」「ストロベリーナイト」どちらの主演女優さんも亡くなってしまったなあ、好きな女優さんだったのに。いろいろドラマや映画を思い出しながら、読みました。2023/11/18

鹿ノ子

6
映像作品は食わず嫌いで未見のものが多いので、この機会に是非見てみたい。(千街晶之さんのおススメなら間違いないでしょう。)2024/05/26

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