著者等紹介
松波太郎[マツナミタロウ]
1982年三重県生まれ。文學界新人賞、野間文芸新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じーーーな
2
言葉と身体感覚の結びつきが生み出す独特のリズムを抱えた短編集。言葉って例えば日本語なら50音すべて使えるのが前提のシステムだけれど、例えば身体的な制約などで自分からは発信できない音があったりすると途端に高い壁にぶち当たることになるよなあ。日常生活のあらゆる面でリポグラム的な苦労が求められたり、そうでなくとも意思の伝達に相当な困難が生じるわけで。というか今更だけれど自分がいま吃音をほとんど気にせずに生きていけてるのありがたい限りだよなあ。2023/11/15
果てなき冒険たまこ
1
そこまでして読むような本だっただろうか。。否!2023/07/19
HH
0
『故郷』がとても面白くて読み終わると同時にもう一度初めから読み直した。一度では小説の中心まで届かないような感覚があり、二度読んで初めてこの本の読み方が分かったような気がする。その他3遍は何とも掴みきれないうちに読み終えてしまったけれど、難解であるようでフザケているだけのようでもあり、身構えずに読めばスラスラと流れていく。引き続き他の著作も読んでみようと思う。2024/12/17
アシモ
0
故郷はよかった。ページ数稼ぎ?と思われる部分があったのは残念。2023/11/25