目次
１章 サラフィータ（一月のサラフィータ；二月のサラフィータ；三月のサラフィータ；四月のサラフィータ；五月のサラフィータ；六月のサラフィータ；七月のサラフィータ；八月のサラフィータ；九月のサラフィータ；十月のサラフィータ；十一月のサラフィータ；十二月のサラフィータ）
２章 エニウェア（カフカの手帖；ルウルウ；キスカとキスカ；蔓草；刹那の島；海月文字；水男；土星の輪が燃えている；ポリーとティーニー；アンドロイドを捨てる日；Ａ２７号；二人のピアニスト）
著者等紹介
前野りりえ［マエノリリエ］
フリーライター・日本語教師。詩誌『ＧＡＧＡ』代表。福岡県詩人会会員。２０１４年『ニューカレドニア 美しきラグーンと優しき人々』（書肆侃侃房）。２０２１年絵本『南の館の物語』（梓書院）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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だいだい（橙）
17
最初「サラフィータ」って何？と思っていたが、だんだん「この場所をそう呼んでいるんだ」とわかり、あとがきを読んでわかった。普段は短歌ばかり読んでいるので、現代詩はとても新鮮。散文に近い韻文だなと思った。内容は幻想的でファンタジーっぽいが、大宰府を舞台にしているところが完全なファンタジーでなく、この世とあの世の境みたいな感じだと思った。トーンとしては明るく、読んでいて肩が凝らない。プレゼントしてくれた友人に感謝。2023/06/24
