月面文字翻刻一例

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  • サイズ 46判/ページ数 217p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863855458
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

『Lilith』『無垢なる花たちのためのユートピア』など、そのみずみずしい才能でいま最も注目される歌人・作家、川野芽生。
『無垢なる花たちのためのユートピア』以前の初期作品を中心に、書き下ろしの「天屍節」、「ねむらない樹」川野芽生特集で話題となった「蟲科病院」など全51編を収録した待望の最新作品集。


円城塔さん推薦!
「誰もが探していたのに見つからなかったお話たちが、こうして本に育っていたのをみつけたのは、あなた」

著者略歴
著・文・その他:川野芽生

1991年神奈川県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科在籍中。2017年、「海神虜囚抄」(間際眠子名義)で第3回創元ファンタジイ新人賞の最終候補に選出される。2018年、「Lilith」30首で第29回歌壇賞を受賞し、2020年に第一歌集『Lilith』(書肆侃侃房)を上梓。同書は2021年に第65回現代歌人協会賞を受賞。2022年、短篇集『無垢なる花たちのためのユートピア』(東京創元社)を刊行した。

内容説明

第65回現代歌人協会賞を受賞した歌集『Lilith』など、そのみずみずしい才能でいま最も注目される歌人・作家、川野芽生。『無垢なる花たちのためのユートピア』以前の初期作品を中心に、「ねむらない樹」川野芽生特集で話題となった「蟲科病院」、書き下ろしの「天屍節」など全51編を収録した待望の初掌編集。

目次

月面文字翻刻一例
月の鱗粉
水死
月の夜に
闇の夜に
廃世
月よりもやすらかに
闇の夜に貴方は
やわらかい兄
遠き庭より〔ほか〕

著者等紹介

川野芽生[カワノメグミ]
1991年神奈川県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科在籍中。2017年、「海神虜囚抄」(間際眠子名義)で第3回創元ファンタジイ新人賞の最終候補に選出される。2018年、「Lilith」30首で第29回歌壇賞を受賞し、2020年に第一歌集『Lilith』(書肆侃侃房)を上梓。同書は2021年に第65回現代歌人協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カフカ

72
歌人川野芽生さんによる幻想掌編集。素晴らしかった…。唐突に終わるのが良い。未完成で、想像する余白を残すのが良い。いずれの物語もうっとりとする程美しい言葉たちで紡がれていて、音として感じてみたくなり、何度も声に出しながら読んだ。私たちが普通に生きている中で思いつきもしない世界、表現に溢れていて、川野さんが見ている世界は私たちの見ている世界と違うのだろうか。川野さんには普段何が見えているのだろうか…と気になった。 以下、特に好きな一節。月面文字翻刻一例「~逃げ出して死火山に足を滑らせた。死火山はすみやかに→2022/11/30

榊原 香織

56
月面に文字を彫る人、竜の大量発生、落ちてくる天使、凶暴な桜 イメージの洪水  幻想掌編というか長詩というか。2023/05/05

livre_film2020

36
3歳から物語を書き始めたという川野さん。そのため、初期の物語(高校生くらい?)も本書には収録されているとのことだったが、どれがその話なのか分からないくらい全てが完成されている。他の方が評するように、全て美しい。ご本人はその美しさが本当に良いのかと悩まれているようだが、一度美しさだけで結集させようと心に決めたそうなので、我々の感想も間違っていないのだろう。見たことも聞いたこともない物語群なのに、なぜか想像がつく世界たち。我々のかつての姿を描いているからなのだろうか。この方の本は追っかけする予定。2024/01/26

かさお

29
数ページ単位の幻想小説のような散文詩のような。毎晩眠る前に少しずつ読むのがおすすめ。言葉の響きがとにかく美しく、ずっとこの異世界に浸かっていたかった。これが読めて、同じ日本人で良かったと思った。巻末のおぼえがきによると、中学ぐらいから作風が定まっていたとか、初期作品は三歳ごろだとか、驚くばかり。最後の「蟲科病院」が1番好き。川野芽生の紡ぐ言葉を目で追える幸せ、意味など必要ない。物語とこの世界のあらゆる可能性を信じたくなる。2024/11/20

hide

29
あらゆるものはさざ波立って踊る。心までもざわざわと踊る、言葉で創られた51の世界がここにある。まるで極上のSFに、いやミステリーに、いや古典に、いやファンタジーに…いや誰もが見つからずに、探し求めていた物語が確かに、ここにはある。この本を見つけられた人は、なんて幸せなんだろう。2023/03/10

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