出版社内容情報
【巻頭表現】
福田尚代
【座談会】
柴田聡子×又吉直樹×佐々木敦
【創作】
阿部和重
小笠原鳥類
片島麦子
小林エリカ
佐川恭一
千葉雅也
保坂和志
マーサ・ナカムラ
山本浩貴(いぬのせなか座)
【翻訳】
ウティット・へーマムーン
福冨渉訳
【本がなければ生きていけない】
伊藤亜紗
堤雄一(古書 防破堤)
目次
巻頭表現 文房具たち(福田尚代)
座談会 「言葉と何か」についての120分(柴田聡子×又吉直樹×佐々木敦)
創作(マジックミラー(千葉雅也)
帝都の墓/阿弥家の墓参り(マーサ・ナカムラ)
Hunters And Collectors(阿部和重)
エルガーを聞きながら書いた小説(小笠原鳥類)
緋色の習作―A Study in Scarlet(小林エリカ)
舞踏会(佐川恭一)
胸さわぎ(保坂和志)
レースの村(片島麦子)
pot hole(楽器のような音)(山本浩貴))
翻訳 心焦がすサイゴン(ウティット・ヘーマムーン)
本がなければ生きていけない(二つの本棚(堤雄一)
とともに考える(伊藤亜紗))
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽち
11
「たべるのがおそい」の書肆侃侃房から、敬愛する佐々木敦さんが編集者を務める新しい文芸誌が。アブストラクトな書面を予想していたのだけれど、文芸誌プロパーな二段組レイアウトで、いろいろと思惑を想像する。保坂和志、阿部和重、千葉雅也もラインナップに並ぶのだけど、小説外からの参戦組に刮目。詩人小笠原鳥類さんの「エルガーを聞きながら書いた小説」は、これまでに読んだことのない文章表現。まだ20代の山本浩貴さんの戯曲風散文は磯崎憲一郎保坂和志ライン(逆ではない)の影響が濃厚ながら、その先の可能性を見せてくれます。2020/07/17
ありんこ
7
千葉さんは既読で、又吉さんの対談とマーサ・ナカムラさんの帝都の墓を読みました。どちらも面白かったです。マーサ・ナカムラさんは詩人の方ということなので、詩も読んでみたいです。小説は短いのに印象深く不思議な世界で、とても好みです。将来、芥川賞とか受賞しそうな気がします。2023/06/06
nami miyazaki
3
千葉雅也著 マジックミラーと片島麦子著 レースの村 を読みました。前者の方は、凄まじい内容だと思いました。後者の方は、最後の種明かしに『えーっ!』と驚きました。面白かったです。2021/11/18
メルキド出版
3
阿部和重「Hunters&Collectors」2021/04/05
織沢
1
千葉雅也「マジックミラー」を読んだ。2021/04/13
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