目次
黄金色の炒飯
粉ミルク育ち
スナック棺
全身が恥部
むしゃむしゃぺっぺ
ホルモン
顔らへんふわり
ファイティングポーズ
愛欲は死ね
汚れた天使
検問突破
みんな生きたい
退会のボタン
そこのくちびる止まりなさい
飛んでくる石
平等な世界
庶民の意地だ
虎と目が合う
手のひらで殺る
日本にできる軍隊
夜のデニーズ
小さな穴
猪木のビンタ
ベイビー
すがりつきたい
著者等紹介
小坂井大輔[コザカイダイスケ]
1980年、愛知県名古屋市生まれ。「かばん」会員。「未来」短歌会会員。RANGAI。短歌ホリック同人。2016年、「スナック棺」にて第59回短歌研究新人賞候補作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
58
去年、「あしたの孵化」 (かりん叢書)を出した辻聡之、今回一緒に「煮汁」 (新鋭短歌シリーズ47)を出す戸田響子は、名古屋と平和園が代表する三大歌人。幸い、三人とも向かう方向性が違うため、飽きることはない。小坂井大輔と戸田響子は、未来短歌会の加藤治郎欄以前に、穂村弘の「短歌をください」に投稿していた。今は荻原裕幸の東桜歌会に参加している。三人の師を持つ現代歌人の先鋭。二人は歌人集団「かばん」の会にも参加し、多芸をきわめようとしている。その中間報告をぜひお手にお取りください。2019/04/07
ゆう
44
1年前くらいだろうか。第一歌集出すことになったんだよ~と言われ。あれから1年、ついに出る!ということでAmazonにて予約。そして手に。『短歌くだしゃい』読んだ時にはまさかここまで来るとは思ってなく。今言い表せないほどの気持ちでいっぱい。感動…なんて言葉じゃしっくりこないなぁ。じっくりじっくり読んだ。またじっくりじっくり読み直すけど。私も納豆をご飯にかけた時に死にたい。地元のアホな仲間たちの中にぜひ私も入れておくれ。ふわり納豆。2019/04/16
ふみ
34
わたくしのあらゆる読みのまちがいをまちがってますまちがってます、てな歌になってしまった感想。言葉の切れ味さいこー!あとがきに涙ヽ(´▽`)/2019/04/17
みーまりぽん
16
待ちなさい そこのちゃありぃ 止まりなさい、というわけで、ペンネームの小坂井大輔を思い出すのにいつも苦労してしまう.. 「生後間もない木魚」といったフレーズがまずは新鮮でした。そして、そらとぼけつつの郷愁、平和園周辺のごちゃっとした感じ.. そういえばリニアに伴って名駅西口再開発の噂を聞きますが、聖地は大丈夫でせうか.. 感想用に5作品ほどメモったけど、列記するのも野暮なので止めます。ただ自分はやはり基本音数&おセンチ系に寄ってしまうな.. 最後に【信長にならなくていい取り急ぎ 国会議事堂焼き払ってくれ】2020/06/15
すな
13
予想だにしない言葉が羅列する ちゃありぃいつも斜め上行く2019/07/14
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