内容説明
教職のかたわら「文学」に思いを馳せつづけた文学三昧の日々をつづったエッセイ集。作家、詩人との交流は数限りない。それらの人々が「九州」を主題に描いた詩や歌、句、そして小説、エッセイ…感銘を受けた文学作品のかずかずの回顧録をと「九州文学」に毎号収録。“天窓舎”と称する山麓の山舎に座って書いたものが一冊の本にまとまった。
目次
気まぐれ九州文学館(「村」からの文学誌;「単独旅行者」から;肥後・もっこす風の文芸について;追悼 伝記作家・小島直記先生をめぐるこもごも ほか)
傘寿禄録夜話(傘寿禄録夜話)
天窓舎“走馬灯”季録(天窓舎“走馬灯”季録;移りゆく桜花散華の日々;流れゆく長門峡の水音から;紅の華文と散りゆく初秋の移ろい ほか)
著者等紹介
椎窓猛[シイマドタケシ]
昭和4年(1929)年9月28日生まれ。父均の小学校教師勤務の都合、矢部、日出小へ転校後、昭和17年県立八女中学へ。そのあと福岡第一師範本科卒業、小学校教師として勤務転々、この間、福岡教育センター歌はじめ、福岡県下幼稚園、小、中、高校あわせて15校の校歌も作詞。詩、童話、小説などの創作活動も―。矢部村教育長時代、“ふるさと創生”の一部を基に「世界子ども愛樹祭コンクール」を創始、26回を重ねるが、現在、特別相談役を務める。日本文藝家協会会員。福岡県詩人会会員。「九州文学」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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