内容説明
合言葉は「ブエン・カミーノ!(良い旅を)」「心を開いて旅をすればたくさんのことが入ってくる」「巡礼路でいちばん大切なのは、世界中から来た人と話をすること」旅の最初に聞いた2つの言葉を胸に歩いた40日間、800km。スペインの巡礼路で体験した出会い、別れ、そして再会。
目次
第1章 ナバラ州(出発地で聞いた心に滲み入る言葉;絆が生まれたオリソン小屋 ほか)
第2章 ラ・リオハ州、ブルゴス県(美食の街でバルをハシゴする;パトさんは男性?女性? ほか)
第3章 パレンシア県、レオン県(メセタのど真中で大雨に合う;巡礼者のためのミサで祝福を受ける ほか)
第4章 ガリシア州(寒村でアンネとミルダに再会する;音楽が老婦人の心を癒した夜 ほか)
著者等紹介
戸谷美津子[トタニミツコ]
1953年東京生まれ。明治大学文学部史学地理学科地理学専攻卒業。編集プロダクション勤務を経てフリーのライターになる。旅、アウトドア、インタビューなどを中心に活動。合気道4段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひさしぶり
7
Santiago 大香炉が教会内をぶっ飛ぶのを歩いた後に見たい。昔は観光客の1人だったけど。毎日20kmを歩けるように今から足腰鍛えよー! 四国はバスでも行けるからもつとでもいいかあ。2019/04/26
ねこ
3
ただただ歩く旅。追いついたり、追いつかれたり。いっしょにワインを飲んで、眠って。初めて出会ったひとびとと、こんなに距離が近くなるんだ! そのことにとても驚きました。2017/09/07
ひつじ
1
クリスチャンで無くても、老若男女、国籍、人種を問わず開かれた巡礼路でのエピソード話を聞くに、こんな環境が全世界に広がっていったら、平和で幸せなのにな...と思ってしまうのだ...いつか歩いてみたい。2022/11/28
さなちゃん
1
ずっと憧れだったサンティアゴ巡礼を、憧れのままに終わらせたくなくて、何でもいいから行動に移したくて手に取った1冊。聖地への数ある巡礼路の定番、「フランス人の道」を歩いた著者の旅行記。毎日何キロ歩いて、何を食べて、いくら使い、誰と出会ったのか、到着まで1日足らず記録があり、内容もリアルでサンティアゴ巡礼を計画する人にはぜひ読んでほしい1冊。読んだ後、ますます巡礼地を歩いてみたくなった!2022/01/31
Y
0
★★★★☆2021/03/27